誰しもが「金のため」と割り切って働いてる
ほとんどの人が「生活のため」や「目的のため」働いてお金を稼いでいるのだと思います。お金がないと生きていけませんし、何もできません。
稼いだお金を何に使うかでイメージが良くも悪くもなってしまってるのかな。
「身を粉にして働いて得たお金で爪に火を灯すような生活」と言えば、仕事のやりがいなんて誰も気にしないのに、生活に余裕がある人が「お金のため」と言うと悪いイメージを持たれるとか。
それがブラック企業で搾取して稼いだり、詐欺的な商法で騙して得たお金ならともかく、ちゃんと稼いでいたら関係ないはず。
でも「金のため」という言葉に悪いイメージがついちゃっていて、記事のような疑問を持つ人もいるんでしょうね。
やりがいのある仕事をしなければいけない、という圧力もあるでしょうし。
「カネ目当て」「遊ぶ金欲しさ」
「お金のため」を言い換えると「カネ目当て」です。これがまたイメージが悪い言葉の代表ですねぇ。
一般的に「カネ目当て」は働いて稼ぐ場合には使わないと思いますが、お金のために働いて稼ぐことも悪いイメージにしています。
「遊ぶ金欲しさ」は強盗・恐喝犯の報道での常套句として使われますが、大学時代のアルバイトなんて「遊ぶ金欲しさ」なんじゃないかと。遊ぶ金まで親に出してもらうわけにもいかないですから。
お金を得るための手段の良し悪しが問われるべきなのに、まるで「お金を得る」ことを主目的にするといけないかのようになっているのでは。
私なんて遊ぶ金欲しさに働いてきましたけどね。今ぼちぼちやってる内職は完全に金目当てです。生活費に消えていきますけど(;´∀`)
今の生活のため、リタイア後の生活のため
働いて稼いだお金は、その日の生活費として使うし、貯金した分は将来のリタイア後・老後の生活費に使うのならば、結局は生きるためです。
もちろん衣食住以外にも趣味・遊びで使いますが、それも生活費のうち、健康で文化的な最低限度の生活のうちですね。
「仕事のやりがい」なんて搾取する側がやりがい搾取で便利に使っている言葉ですから、そんなものはなくてもいい・あったらラッキー、くらいに思ったほうがいいでしょう。
「夢」や「成功」といった言葉をささやいてくる人の方が胡散くさいと思ったほうがいいのと同じ。
むしろ仕事(本業)以外に生きがいを持ったほうが、仕事を辞めた後に抜け殻にならなくていいです。