お金のトラブルに騙されないために
「消費者契約法の一部を改正する法律(平成30年法律第54号)」は2019年6月15日から施行されますが、何歳であろうと消費者契約法を知っていないと損失を被る可能性はあります。
「取り消しうる不当な勧誘行為」として「不安をあおる告知」や「霊感等に知見を用いた告知」が追加されましたが、クーリングオフ制度などと同様に、それが取り消しできると知っていないと泣き寝入りして終わるだけですから。
親でもよくわかってないことを子どもに教えるのは難しいでしょうねぇ。
「だまされ度チェック」をやってみた
この記事で紹介されていた政府広報オンラインの「だまされ度チェック」が面白そうなのでやってみました。
1.自分のまわりにあまり悪い人はいないと思う
2.相手に悪いので人の話を一生懸命聞く方だ
3.たまたま運の悪い人がトラブルにあうのだと思う
4.知人から「効いた」「良かった」と聞くと、やってみようと思う
5.有名人や肩書きのある人の言うことはつい信用してしまう
6.人からすすめられると断れない方だ
7.迷惑をかけたくないので家族にも黙っていることがある
8.実際、身近に相談できる人があまりいない
9.しっかり者だと思われたい
「日本政府を信じている」という項目も入れておくべきでは?という疑問はサテオキ…
私は、1,3,7,8,9が該当するかな?半分超えててヤバイ!?
1は、悪い人・怪しい人からはすぐに距離を取るので、まわりに悪い人がいると感じたことはありません。その結果、8の身近に相談できる人がいないとも言えます。
7は家族といっても同居の家族じゃないから、わざわざ話す機会はないためですが、今の生活についてはあまり詳しく言ってません。それゆえに、9のしっかり者だと思われるようにしようと振る舞っているのかも?
3ですが、運が全てだとは思いませんが、成功も失敗も運は付いて回ると思っています。その確率を左右するのは能力・知識ですけど。
老化で判断力が落ちるとトラブルに遭遇する確率は高まりますから、今は良くても将来は危険と言えるかもしれません。
法律改正で悪徳業者はどこに向かう?
「取り消しうる不当な勧誘行為」の追加で、霊感商法・デート商法・悪徳さおだけ屋などは商売が難しくなります。
悪徳業者は手を変え品を変えるものですが、次はどこに向かうのでしょうか?
「不安をあおる告知」に至っては、明確なデータを列挙せずに「老後破産」などをあおることもできなくなります。「人生100年時代」もアウトにならないかな?
「消費税増税しないと財政破綻する」も「不安をあおる告知」でアウトにしてくれないかなー(;´∀`)