『コンビニオーナーになってはいけない』
自虐的なオススメで笑いたくなるけど笑えない。
わざわざアマゾンで買って並べているとはねぇ。POSには登録されてないだろうし、別会計にしてるのかな?
「コンビニオーナーが嫌なら辞めろ」と言う人がいるかもしれませんが、コンビニのフランチャイズの初期費用がかかっているわけで簡単に辞めるわけにもいきません。
借金をしてコンビニオーナーになる人も多くて、それがオーナーを奴隷として縛る鎖になっています。
独立開業型の宅配事業(下請け)も専用車を買わせる投資をさせることで縛る、コンビニと同様のビジネスモデルですね。
著者はコンビニオーナーの組合
『コンビニオーナーになってはいけない』の著者はコンビニ加盟店ユニオン。コンビニの個人オーナーが作る組合です。
廃棄前の弁当やおにぎりなどの見切り販売(値引き販売)を求めた人たちから始まった組合という認識でいいのかな?
コンビニオーナーは労働者じゃないから組合を作るのはおかしい、と思う方がおられるかもしれませんが、これは法律上認められています。
「コンビニオーナーは労働基準法の労働者ではないが、労働組合法の労働者」
なので、組合を作って要求することはOK。
コンビニの寿命が短くなってる?
ただしコンビニも立地・環境やアルバイトの雇用のしやすさでオーナーの収益もピンキリです。
いい立地ならずっとオイシイ思いができるかというと、他チェーンの店舗が進出してきたり、場合によっては直営店が進出して利益を奪われることもあって、安泰ではありません。
地方では潰れたコンビニ店舗をたくさんみかけるので、寿命が短くなっている商売なのだと強く感じます。