「シニアのリアル調査」
55~74歳の男女2,000名以上へのインターネット調査です。
老後資産への不安、年金への不安は年齢が若いほど高くなっています。実際に年金を貰っている70代は、年金生活である程度の目処が立つからでしょうか。
それでも今後減らされる・物価上昇についていかない不安は今の高齢者でもあるのでしょうね。
「多少お金がなくても幸せに暮らせる」
老後資産や年金への不安が高い一方で、「多少お金がなくても幸せに暮らすことはできる」と答えた人も結構高い。
こちらは年齢が高いほど高く、70代前半の71.5%が「多少お金がなくても幸せに暮らすことはできる」と答えています。
「多少」がいくらくらいを指しているのかがわかりませんが、いわゆる「ゆとりある老後生活費」より少なくても、今は幸せに暮らせていると感じているのかもしれません。
まとめると「先行きには不安がつきまとうけど、今はそれなりに楽しくやってるよ」が大半なのかなぁ、と。
将来の不安が今の不幸ではないし、ゆとりがないと不幸でもないし。
今を楽しむためにお金を使えない?
「お金は今を楽しむために使うべき」は70代前半でも7割。
今を楽しむために使わないのはもったいない気はしますが、大病したり認知症になったり要介護になったりなどと考えてしまうのかもしれません。
資産を大きく減らさない程度には使っているんでしょうけどね。
「潤沢にお金がなくても幸せに暮らすスキル」が重要になるのでしょうし、大半の人は持っているのだと思います。
そのスキルがない人は、現役時代から借金で首が回らなくなったりしてるかと。
将来は「貧乏でも幸せに暮らすスキル」がより求められるかもしれませんが…