「自由裁量所得」は3万円
「自由裁量所得」は既婚者なら「おこづかい」とわかりやすく言えますが、独身者の場合はどうなんだろう?
独身者は全てが自由に使えるとも言えますが、おそらく家賃や毎日の食費・日用品費、水道光熱費・通信費などを除いた分ということでしょうか?
「貯蓄」と「投資・株などの資産運用」が入っていることに違和感も感じます。
財形貯蓄や確定拠出年金を自動的にやってると見た目の手取りは少なくなり、「自由裁量所得」もその残りとなるはずだし。
私はセミリタイアする前の数年は毎月20万円くらい貯金に回してましたけど、この場合は「自由裁量所得」が20万円を超えてしまうのでしょうか。
サンプル数が少なすぎる
単身者のサンプル数が少なすぎるので、年代別の数字は特にばらつきが大きくなっています。
40代単身女性の自由裁量所得が11,732円では少なすぎですねぇ。50代独身男性が40代よりも少なくて「独身貴族」なんて言葉はもはや死語かも。
でも単身男性の平均月3万円というのは、それくらいかなーと思いました。
趣味だけに月3万円を使う人はそれほど多くはないと思いますが、職場や友達との飲み会があったり、旅行に行ったり、服を買ったり、家電を買ったりなどは必要に迫られて支出することもありますから。
用途別の平均支出額で見ると
用途別の平均支出額は、その用途で使っていると答えている人(サンプル)だけの平均のようです。
「3.映画鑑賞」は1700円前後ですから、観ている人はほぼ月1本。ただし、サンプル数から観ている人は全体の2割ほどです。
「5.有料の動画配信サービス」は1000円くらいのサービスを契約していると答えた人が多いみたいですね。
タバコとギャンブルを単独の用途としてないのは不思議ですし、いまいちわかりにくい調査になっていると感じました。
私が使っている自由裁量所得は
アンケートで挙げられた用途の中で、私がお金を使っている主なものは
- 1.スポーツ観覧(視聴料2000~5000円)
- 14.お菓子・お茶・コーヒーなどの嗜好品(1000~1500円)
- 15.お酒(1000~1500円)
最近はゲームも本・雑誌もほとんど買ってないので月1000円以上となればこれくらいです。旅行も全然行ってないですね。
私も働いている時はこれに飲み会が乗っかっていました。他に服や本・雑誌・ゲームなどを入れると高い時は月3万円くらいになっていたかも?
世の中にはハマった趣味に時間とお金を全フリする人もいると思いますし、独身だからこそできます。
ただ、ほとんどの人は堅実にお金を使っているとわかるデータになっていると感じました。