QRコード決済の高還元率祭りは続く?
QRコード決済のPayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」は、転売ヤーが参戦して祭りになるとは思っていましたが、予想以上のお祭り騒ぎになりました。
クレジットカードのチェックが甘く、不正使用の手口として使われてニュースになるのは想定外でしたが。
12月21日のアップデートで、クレジットカードでの決済金額は上限5万円になった模様です。
高還元率で受け取るポイントに注意
それでも知名度を上げて、インストールした人もたくさんいて、20%の還元分が振り込まれる来月まではアプリを消すことはありません
来年1月に100億円分が還元され、またそれを利用する動きがでます。
その時に注意したいのは、そのポイントを「あぶく銭」と思って無駄遣いしないことです。
20%還元で買う時は「2割引きの価格」を頭に思い浮かべて買ったはずです。
それは間違ったことではありません。還元されたポイントをきっちり有効に使うならば。
もしも還元ポイントを無駄遣いしてしまったら、20%還元時に買ったものは「2割引きしていない価格」で買い、20%分のポイントで(無料で)無駄遣いを楽しんだことになります。
還元ポイント分の無駄遣いを楽しんだことはプラスですが、元の買い物はなんら節約になってないことになるわけです。
買ったものが「今、本当に必要なものではなかった」場合は、どちらも無駄遣いと言えなくもないですね。
貯めたポイントの有効活用が肝
普段の買い物のクレカ決済やポイントカードで1%くらいを貯めていったポイントで贅沢をするのは悪いことではありません。
買い物時に1%を引いた金額をその商品の価格だとは思ってないはずですから。
一方で、ボーナスポイントなどを計算した上で「安い」と感じて買った場合は、それで得たポイントを有効活用しないと意味がなくなります。
最近はボーナスポイントという形で割引しているように見せる売り方が増えているので要注意です。
ボーナスポイントで貯めたポイントは有効活用して初めて割引になると思わなければいけません。決して「あぶく銭」だと思ってはいけないのです。