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「シニア世代が住みたい田舎」の1位が北九州市? 「田舎」の定義が広すぎる…

2019年版「住みたい田舎」ランキング

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『田舎暮らしの本』の「住みたい田舎ランキング」なのに、1位が鳥取市(県庁所在地・人口19.4万人)とは…

地方都市ではあるけど、「田舎」とは大きくかけ離れてるのではないかと思います。

「シニア世代が住みたい田舎部門」には北九州市(政令指定都市・人口94万人)が入っているのはもう笑えません。

人口10万人を基準に「小さなまち」と「大きなまち」に分けてるみたいですが、それは「田舎」と「地方都市」になるんじゃないかと。

「田舎」で想像する景色が人によって違い過ぎる?

「田舎暮らし」と言っても、人によって想像している場所に違いがあるように常々感じています。

細かくわけるとこれくらいかな?

  1. 東京都心
  2. 東京都心近郊
  3. 東京以外の大都市の中心部(大阪・横浜・名古屋・福岡など)
  4. 上記以外の大都市(政令指定都市など)
  5. 大都市の郊外(衛星都市)
  6. 地方中核市
  7. 地方中核市・衛星都市の郊外(電車・バスはあるが、車あった方が便利)
  8. 地方都市(電車・バスはそこそこ使えるが、車あった方が便利)
  9. 地方都市の郊外(車中心の生活)
  10. 地方の小さな市の中心部
  11. 地方の町村の中心部(駅はあるが、車中心の生活)
  12. 小さな市町村で車がないと生活が大変な場所(バスはあるが、車中心の生活)
  13. 町村のかなり不便な場所(車がないと生活厳しい)
  14. 限界集落

 鳥取市は6の中核市で、北九州市は4の政令指定都市。その市の中でも、郊外なら7に該当する場所もあるとは思いますが。

「田舎暮らし」の定義は曖昧な方が幅広く人を呼び込めるのかもしれませんが、「地方都市暮らし」までは入ってるんですかね。

大都会に住んでる人にとっては、全部「田舎」なのかもしれません。

地方都市が攻守に最強

ライフスタイルによって求めるものが違いますが、都会的な便利さと物価の安さのバランスが取れている地方都市(地方中核市~地方都市の郊外)が最強だと思っている私にとって、このアンケート結果は納得のいくものでした。

都会的な便利さと言う点で、大手チェーンなどの店舗がそこそこあれば十分なので、条件を満たしている地方都市は多いと思います。

また、物価は大手チェーンが複数あって競争している方が安いのが現実です。ディスカウントスーパーはないと節約は厳しい。

その地域で採れる産品を直売しているスーパー・道の駅が近くにあればベストです。

地価はそこそこなのでトータルで物価のバランスが取れていると言えるでしょう。

交通は車がないと不便なところが多いのが現実ですし、この先は切り捨てられていく地域が多くなっていくと思われます。

田舎暮らしの本 2019年 02 月号