ストレス解消法「食べる」という人が4割
20年前、1998年のストレス解消法のトップ2は「睡眠を十分とる」「親しい人と話をする」で、これは2018年でも同じ。
3位がこの2つからかなり大きく離されて「趣味に熱中する」「酒を飲む」「買い物をする」が続いていたのが、2018年では「好きなものを食べる」が3位に上昇して2位に肉薄しています。
下げているのは「睡眠」「たばこ」「スポーツ」です。
男性の肥満率上昇はストレス解消法の変化のせい?
この20年で喫煙率は男性では60%から30%以下への減っていますから、当然の結果と言えます。(女性は元々少なく、変化は少ない)
喫煙率の低下は健康保険財政の健全化に資すると見られていますが、一方で日本人男性の肥満率が上がっています。
増加しているのは男性だけで、女性はむしろ減っています。
喫煙率低下が肥満率上昇の一因になっているということですかねぇ。
たばこをやめるとご飯が美味しくなるとよく言われていましたが、「ストレス解消法」という観点の方がしっくりきます。
さらにスポーツしないと肥満になりやすいし、睡眠不足も肥満の一因です。
日本の男性の平均寿命は肥満で伸び悩む
日本の平均寿命はどんどん長くなってはいますが、男性は今後伸び悩むとの推測もあります。原因はたばこと肥満です。
肥満でたばこを吸っている男性は「人生100年時代」をあまり気にしなくてもいいかもしれません。
ストレスを溜めないことが全ての健康に繋がる
また、普段のストレスが多い人ほど「食べる」でストレス解消する傾向もあります。
ストレスを溜めること自体が身体に悪いのに、それで食べて太っては二重に身体に悪いですね。
ストレスを溜めすぎない、溜まる前に早めに解消しておくのが、身体の健康にもメンタルの健康にも繋がると思います。