違法建築のレオパレスから引っ越し
防火・遮音のために必要な屋根裏の界壁が設置されてないレオパレスのアパートが存在していると報じたのは、2018年5月の放送の『ガイアの夜明け』の「マネーの魔力2」でした。
その時は、昔からネットで語られてきた「壁が薄い」「隣の音が丸聞こえ」の「レオパレス伝説」を裏付ける証拠だと話題になりました。
まぁ全部が本当ではないですけどね(;´∀`)
追跡取材をしなければ逃げきるつもりだった?
そして今週2月5日、その後を追跡取材した「マネーの魔力3」を放送したことで、隠しきれなくなって今回の国交省への報告と発表になったようです。
番組では、界壁に問題のある物件も「問題なし」で処理しようとしている点を追求していたわけですが、もう逃げ切れないと諦めたのではないかと。
遮音性だけならまだしも、耐火性に不備がある違法建築物なのだから当然なんですけどね。
さらに2012年に界壁不備で裁判をして和解をしていたことまで明らかにされました。
経営陣から現場まで、建築基準法違反の物件が山ほどあると知っていてずっと放置していたのだから組織としてかなり腐ってますね。
やはり不動産業界は「金に目が眩んだ人間」が集まってくる構造なんでしょうか…
引っ越し難民が増えないか?
レオパレスはもっと早く調査を進めて対応していれば、希望者にはすぐに引っ越しを打診できたはず。
この時期に発表して、すぐに引っ越すとなると、昨年から問題になっている「引っ越し難民」がさらに増えないでしょうか?
またレオパレス住民は「壁の薄い物件に住んで壁ドンで精神的被害をうけた」として訴えれば慰謝料を受け取れるのではないかと。
個人的には「壁ドン」は本来の使われ方に戻って欲しいです。