現在の生活レベルなら年金で生きていけそう
現在の私の1ヶ月の生活費は社会保険などを除いて9万円+αです。+αの部分は、毎月かかるお金以外に、何か突発的に必要になるお金です。
9万円のうち4万円がアパート代と駐車場代ですが、これは実家に戻れば減らすことができます。固定資産税などもあるので完全にゼロにはできませんが。
仮に月々の生活費を6万円にできたとしましょう。
ねんきんネットで見ると年金の見込み額は、月9万円ほど。このうち老齢厚生年金は大きく減ると思いますが、老齢基礎年金(国民年金)はそれほど減らないと思うので、月6万円くらいはありそう。
それならば、「現在の生活レベルならば」年金だけで生活していける計算になります。
家具や家電の購入や、家の修理などは貯金から出さないといけませんが、普段は貯金を切り崩さない生活ができます。
実際そのつもりだし、場合によっては年金の繰下げ支給で月額を増やすこともオプションの一つです。
現在の生活レベルを続けられるのか?
問題は、現在の生活レベルを続けられるのかどうかということです。
65歳を超えて生活レベルを上げようという話ではありません。節約にも色々ありますが
- 安い店まで買いに行く
- 割引・半額商品が売られる時間に買いに行く
- 自炊する
などは、元気だからできる節約でもあります。
車も自転車も乗れなくなったら、近くのスーパーに行くしかなくなり、選択肢が限られますし、毎日のようにおつとめ品を目指していくのも大変です。
細かい作業ができなくなったら自炊は難しくなります。
最近ではネット注文を受け付けるスーパーも増えましたから、動けなくても買い物はできますが、節約レベルは下がります。
主に、食費については費用が増える覚悟は必要になるでしょう。
日用品や衣類などはネットで注文できるのでそれほどの費用アップにはならないだろうと思います。
お金がかかりそうなのは医療費
もっとお金がかかりそうなのは、通院による診察料や薬代ですね。
75歳以上になれば後期高齢者医療制度で1割負担です(高収入ではないので)。
しかし70歳までは3割負担、70歳から75歳までは現在2割負担になりましたが、今後さらにアップする可能性もあります。
できれば70歳までは薬漬けの身体にはなりたくないですね。
インフレよりも怖いかもしれない
つまり身体を悪くすると、生活の変化と医療費で生活費が一気に増える可能性があります。
年金が減らされることよりも、インフレよりも、一気に大きな変化を受けるので怖いかもしれません。