ウソを拡散するいんちきマナー講師
ネットでは随分前から創作される謎マナーはマナー屋の「マッチポンプ」とか「失礼クリエイター」とか言われてきました。
これだけ、「〇〇は失礼。××はマナー違反」っていうのが溢れているのだから、きっと、世の中には失礼やマナー違反を作り出す。失礼クリエイターやマナー違反デザイナーが存在するはずだよね。想像したら大変な職業だよ。頭が下がるね。
— ときざきわたる (@tokizaki) August 17, 2018
でもテレビではいんちきマナー講師の嘘マナーを堂々と紹介しているわけで、大手メディアは嘘を拡散する側でした。
出版社はマナー本を出す側だから、知ってても黙っている側だと思っていましたが、ちょっと風向きが変わって来たんですかね。
「江戸しぐさ」でわかった捏造マナーが広められる事実
「江戸しぐさ」は道徳の教科書に載ったり、公共広告機構のCMで採用されるなど、広めることに成功した捏造マナーです。
「江戸しぐさ」はマナー違反だ!と言って指摘するタイプのマナーではありませんが、それっぽい理由があると広まりやすい事実は示されました。
「江戸っ子虐殺説」はそれっぽいどころか嘘くささで一杯でしたけど…
創作マナーは就活を「不安産業」化した
創作マナーが増えれば、マナー知識がないと不安でしょうがない学生を食い物にする就活塾で儲けられる仕組みです。
中には消費者金融でお金を借りさせる悪徳就活塾もあったようです。
就職難で買い手市場が長く続いたために大きくなった産業ですが、もう転換してもいい時期かと思います。
マナー講師が日本の生産性を下げている
創作マナーを作り、「マナー違反!」「NG行為!」と言って一々難癖をつけることで、日本は生産性を下げているともっと指摘すべきです。
「虚礼廃止」をやったように、経済界が動くべきだと思いますけどね。
大学生は履歴書やESの手書き原則廃止も一緒にやって、全て電子化すれば返却の手間も減って生産性が上がります。
横並びでないとできないから、経済界が動かないと変わらないんじゃないかなぁ。