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「サイバー捜査員」に柔道や交番勤務させてどうするの?

サイバー捜査員募集のハードル

this.kiji.is

民間からの経験者採用でサイバー捜査員を募集する警察が多い中、埼玉県警はIT資格を持つ大卒、大卒見込みの採用枠「サイバー犯罪捜査Ⅰ類」を設けている。技術力と捜査力を兼ね備えたサイバー捜査員のエースを育てるためだ。2017年の試験に合格し、18年から勤務する第一号の警察官は今、警察署にいる。専門枠だが、警察学校で柔道などを教わるのは他の警察官と同じ。交番や警察署勤務を経るのも同じで、専門能力を発揮するまでには3~4年掛かるという。

 「専門能力を発揮するまで3~4年」って…

その間にネットの技術がどんどん変わって、採用当時に持っていた知識が時代遅れになっていなければいいのですが…

警察学校で柔道をやらせたり、交番勤務で無駄にハードルを上げてどうするのでしょうか?

将来的なキャリアアップした時のために必要な経験なのでしょうけど、むしろそんなキャリアアップしなくても技術力で評価されて一定の報酬を出す仕組みが必要です。

年功と階級で給料が決まってしまう仕組みなのが原因だと思いますが。

役割分担を明確にするのも人手不足対策

やりたい仕事でも、それに付随する仕事が障壁になったり、役割の一部だけならできるという仕事もあります。

簡単な事例では、体力がないけど力がいらない部分ならできるといった場合です。

トラック運転手の人手不足の一端には、荷物の積み下ろしを求められることがあるでしょうし、警察も事務専門警察官と体力が必要な現場の警察官に分けた方が人手が集まりやすいでしょう。

blog.livedoor.jp

サイバー捜査員なら、障害があるためにデスクワークしかできないという人でもできる仕事のはずです。

今のサイバー捜査員がヤバすぎる

兵庫県警がループのJavaScriptが表示されるページのURLを書き込んだだけで補導されるニュースを見ると、警察のIT人材不足は深刻ではないかと。

togetter.com

これを取り締まったのは、検挙実績を上から求められて、やっと探し出したということなのかと疑ってしまいます。

外資系のような高報酬の職場と比べる必要はなく、そこそこの報酬と安定と余計なことを求められない環境があれば人は集まると思うんですけどねぇ。

週刊ダイヤモンド 2019年 2/23 号