50代夫婦1000名に聞いた定年対策
配偶者が勤める会社に定年退職制度がないと回答した方を除く女性466名に、夫が定年退職した後も外で働いてほしいか聞いたところ、「とても思う(51.3%)」と「どちらかというと思う(35.2%)」を合わせると、86.5%の方が外で働いてほしいと思っていることが分かりました。
外で働き続けて欲しい理由として「お金や日々の生活費のため」が77.2%でトップなのは、60歳で定年ならば年金受給開始の65歳までは働いて欲しいというのがあるのでしょう。
65歳以上も働いて欲しいのか、そこまで無理はしてほしくないと思っているのか、そこはどう考えているのか気になりますね。
そして2番目に多かったのは「ずっと家に居られたくないから」の49.6%と。
家に夫と2人きりでずっと居るのは耐え難い人は半数いるというのは悲しいことですが、よく言われていた通りなので驚きでもないかな。
既婚者で早期リタイアできる人は恵まれている?
にほんブログ村の「セミリタイア生活」のブログを見ていると、既婚者で早期リタイアしている方も結構いるように見受けられます。
既婚者の早期リタイアは独身よりも金銭的にハードルが高いのはもちろんですが、配偶者の理解を得るハードルも高そうです。
反対されるのには「ずっと家に居られたくない」という理由もあるでしょうけど、早期リタイアでは世間体が理由に入ってくるかも。
既婚者にとって定年を含むリアイア後の生活の充実には、配偶者との関係と理解は欠かせないものですね。
6割近くの夫婦が老後について話し合っていない
「6割近くの夫婦が老後の仕事や生活について話し合っていない」という結果には驚きました。
これが20代や30代の夫婦ならわかりますよ。50代の夫婦に聞いたアンケートですからねぇ。
「老後の生活費が足りなくなる」と不安になる人が多いのは、話し合っていないからかもしれません。
定年後に突然「起業する」とか「田舎暮らしする」とか言い出すのが一番危ないパターンですけど(;´∀`)