貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「みんなバラバラ」の方がメリット多いのにね

10連休は今回限りにすべき

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今回の10連休、工場を持っているメーカーでは元から10連休という会社もあったと思いますが、その一方で仕事は休めないのに保育園が休みになって困るという人は本当に大変だと思います。

毎年ならもっと怒りが巻き起こりそうのですが、今年だけだからしょうがないと諦めるしかなさそうです。

次の改元を今回と同様にすることになったら、土曜と日曜を使ってやった方がいいでしょうね。

「日本は交代で休むという習慣がない」

今回の政治的に作った10連休には、デメリットも多いので分散して取る方がいい、という声も聞こえてきます。

しかし、民主党政権時代に休暇の分散化を検討した時には、反対意見の方が多かったことをもう忘れてしまったのでしょうか?

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地域別の祝日をずらした場合のデメリットとして挙げられた中でトップは「休日の異なる地域に住む家族や友人に会えなくなる」でした。

とにかく日本人は「みんな一緒がいい」という意識であり、「バラバラになる!」が有効な反論になるのだとよくわかった事象でしたね。

大阪都構想の反対意見でも「大阪市がバラバラになる!」がよく聞かれましたし。

みんな一緒で「結束=良い」で、バラバラと言う言葉に対して悪いイメージが付いてしまっているのもあるのだと思います。

年間休日格差と有給日数格差

今回の10連休で年間休日日数の格差が顕になりました。年間休日が120日と100日では、同じ月給でも時給には大きな差があります。

欧州のように、祝日は少ないけれど有給が多く、それをしっかり取れるのが理想的ではあります。

2019年4月から有給休暇取得義務化がスタートしたばかりでは理想には程遠いですし、これに合わせて土曜や祝日を出勤日にして年間休日を5日減らす悪徳企業もあると見られています。

そもそも有給の日数自体が勤続年数に合わせて増えていく仕組みであり、フルタイム勤務なら勤続6ヶ月でもらえるのはわずか10日です。6年半勤続で20日まで増える仕組みです。

ちなみにフランスでは、1年以上働けば5週間(25日)の有給休暇が付与されるそうです。

日本も半年勤務したら10日、さらに半年ごとに10日(年間20日)付与する仕組みにして、長期勤続者に有利な仕組みを辞めたほうがいいでしょう。

「みんなバラバラ」のメリットも多い

祝日のカレンダーが全国共通なら、住む地域が違う家族や友人でも休みが同じで会えるというのも幻想です。

今回でわかったように、祝日=休みとは限らないからです。家族や友人が祝日ほど忙しくて休めない仕事をしてたら会えません。

もっと有給が取りやすくなれば、家族や友人と申し合わせて有給を取って会うことができるようになりますね。

観光業界や交通はピークが分散してメリットが大きいです。利用者側も混雑せずに安く利用できます。

ただし職場の友人と一緒に長期の有給休暇を取るのは難しいので、職場の人間関係が全てという人には向いていないかもしれません。

私は休暇は「みんなバラバラ」の方がいいと思っていますが、「みんな一緒がいい」という人が多いから変わらないんじゃないかなぁ。

行列を見たら喜んで並ぶ人も多いわけですしねぇ。

心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス