貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

病気になった時に感じるサラリーマンの有り難み

休みやすいのはサラリーマンか、フリーランスか?

風邪で熱が出たくらいでは休めない、休まないという人がまだまだ多いようです。

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一般にサラリーマンの方が休めないイメージかもしれませんが、大企業やホワイト企業なら休みやすいです。

一方、フリーランスは時間的自由がある仕事なら休みやすいと思いますが、締め切り前だとか、絶対に外せない日の場合もあります。

サラリーマンには「傷病手当金」がある

また、フリーランスは休んだ分・仕事をしなかった分、収入が減る仕事をしている人もいるでしょう。

身体が資本」というのはまさにこういうことです。

1日や2日くらいなら休みが増えても取り返せますが、長期になると大きく収入が減ることを覚悟しないといけません。

しかしサラリーマンには、「傷病手当金」という制度があります。

業務以外の事故や病気で働けなくなった時、健康保険から給料の3分の2が最長1年半にわたって支給されます。

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最近は「所得補償保険」のCMが増えていますが、サラリーマンなら必要ないと思います。

フリーランスはあると安心かもしれませんが、高い収入補償のためには、保険金が高くなってしまいます。

フリーランスになって知った国民健康保険の高さ

私が30過ぎた時に最初の会社を退職してフリーランスになった際、国民健康保険は高いと聞いていたので健康保険は任意継続にしました。

任意継続は労使折半ではなく全額自分持ちになりますが、それでも安かったです。

任意継続から国民健康保険に切り替えてからは高いと感じました。

当時、サラリーマン本人の窓口負担は1割の時代でしたからね。被保険者本人の窓口負担が3割になったのは2003年のことでした。

フリーランス(自営業)の経験がないサラリーマンは、経費使い放題など誤解を含めてフリーランスのメリットだけを見てしまいがち。

でもサラリーマンは経費を使わなくても約3割の給与所得控除が自動的に引かれるし、健康保険は安いです。

長期入院・長期療養となった時にはさらに有り難みを感じる制度が整っています。

フリーランスになる前に、デメリットの方もよく知っておいた方がいいですね。

フリーランスが知らないと損する お金と法律のはなし