「簡単にお金が儲かる」に騙される人
「誰でも月50万稼げる!」「儲かる仕組みを作る!」と言った謳い文句で副業や情報商材を売っているのを見て、引っかかる人はいないだろーと思ってしまいがちです。
しかし、5%の人が騙されるというから、日本全体で言えば500万人くらいの人が騙される可能性があるわけですよね。子どもや要介護などの高齢者を除けば。
5%と言われると多いとは感じませんが、ターゲットが500万人いると言われると商売になるのがよくわかります。
「知人が勧めていた」はマルチ商法?
勧誘に「契約することを検討した」人の中で最も多い理由が「知人が勧めていた」になっていますが、これはマルチ商法のせいですかね。
知人から勧められると断りにくいという意味にも捉えられますし、やはり「儲かってる知人」が勧めると信じやすいのもあるでしょう。
本当に「儲かってる知人」なのか、「儲かってるように装っている知人」なのかはわかりませんが…
独居老人が狙われた事件
「簡単にお金が儲かる」話にのっかってしまうのは、欲の皮が突っ張った人だから自業自得、みたいな言われ方をします。
たしかにそれが大半だと思いますが、記事中に出てくる純金ファミリー契約証券の豊田商事の事例では、ターゲットにされたのは主に独居老人でした。
セールスマンが寂しい独居老人の家に押しかけて人情に訴えて契約する手法なので、ただ欲でのっかった人ばかりでもないわけです。
今は特殊詐欺という形でお金を持っている独居老人が狙われています。すぐに相談する相手がいないと狙われやすいので、気を付けたいですね。