都市銀行もATM共通化へ
銀行に限らず、日本の企業は自社のシステムを作る時にオーダーメイド・カスタマイズで「一点物」を作らせることが多いです。
それが新しい分野を開拓しているなら別ですが、既存のシステムがあるなら業務をシステムに合わせてもいいのに、「御社だけのシステム」なんて言葉に弱いのか、高いお金を出して一点物のシステムを導入しちゃうんですよねぇ。
ATMも独自開発が当たり前でしたが、コンビニATMの利用を条件・回数制限付きながら無料にするなど、アウトソース化が進んでいました。
大手都市銀行も遂に共通化ということで、今後は同じ中身で見た目だけが違うATMを開発して、自社にも導入すればいいと思います。
ATMサービスは高収益
コンビニなどに置いてあるATMサービスは、他社からもらう手数料で高収益をあげていることはよく知られています。
「金融機関全体のATM運用費は年間2兆円」もあるのなら、もっと早くからアウトソース化しても良かったくらいですよね。
アウトソースを請けるATMサービス会社同士で手数料の値下げ競争が発生すれば、もっと生産性が上がっていたかもしれません。
手数料は100円単位と決まっているわけではなく、98円とか50円でやるATMが出てきてもいいわけです。横並びしてる方が異常なんですよね。
そもそも今のATMに「時間外」という概念を当てはめる必要があるのかどうかも疑問です。
ATM運用費は顧客が支払っている
年間2兆円もATM運用費がかかっているとすると、それを支払っているのは結局口座をもつ顧客(預金者)です。
手数料を支払ってATMを利用してくれる顧客は良客であるのはもちろん、無料で利用しても提携ATMの場合は、銀行から手数料が支払われます。
銀行から提携ATMに支払われる手数料が少なければ、預金者が得られる金利が増えるかもしれません。
ATMの無料サービスを受けない代わりに、預金金利が高くなる銀行とか出てきてもいいのではないかと。