一人暮らしの「浪費の罠」と節約のコツ
一人暮らしの中で、つい買って失敗したと後悔することはたまにあるものです。失敗して学んでいくものですけどね。
そういった「浪費の罠」はいくつもあるものですが、この記事の中で固定費の浪費の罠としてあげられているのは以下の3つ。
①:言い値で賃貸契約をしてしまう
②:電気の利用量に合わないプランを契約してしまう
③:使ってないサービスが“隠れ固定費”に
んー?これ、一人暮らしに限った話でもないのでは?
賃貸契約については一人暮らしの浪費になりやすいと言えるかもしれませんが、電気料金のプランなどは一人暮らしに限った話じゃないし。
月額固定サービスなどは完全に一人暮らしだからという話じゃなく、誰もが陥りかねない罠です。携帯キャリアが使っている手口でもありますから。
私が感じた「浪費の罠」
私が一人暮らしをしてきた中で感じた「浪費の罠」は、「はりきって自炊をはじめようと調理器具・キッチン家電を買ったが思ったほど使わない」です。
この記事でも、変動費の浪費の罠として「外食ばかりで食費がかさむ」が挙げられています。
「自炊は節約になる」という印象で、調理器具や食器を一気に買い揃えたり、気合を入れて高価な調理器具・キッチン家電を買ってしまうのが、私の考える罠です。
最初は何度か使っても、忙しくなって手間のかかるものは作らなくなったり、よく使う道具は限られていったり。
便利だと思って買ってみたけど、使用すると夜音がうるさいだとか、メンテナンスが面倒で使わなくなるパターンもありますね。
まぁ一番は「面倒」ってことかもしれません。自炊は面倒がつきものですが、ほどほどでないと疲れてしまいますから。
「自炊は安い」も計算による
一般論として「自炊は安い・節約できる」は事実ですが、安いとして提示される金額は、材料費だけだったりします。
水道光熱費もかかりますし、ゴミの袋が有料の地域ならそれも含めるべきです。わずかと言えばそれまでですが。
そして、調理器具・キッチン家電の減価償却費も含めないといけませんよね。
自炊頻度によって1食あたりにかかる減価償却費は変化するので、すぐには算出できないのが難点です。
要するに、「自炊は安い」と言うためには、調理器具・キッチン家電を使い倒してナンボです。
一人暮らしではそれがハードルになるので、勢いで調理器具・キッチン家電を買ってしまう罠には気をつけましょう。