人生にときめかない50男
ひきこもり気味なセミリタイア生活を送っている私は、「人生にときめかない50男」に入るのかな。
人生のゴールのように早期リタイア・セミリタイアした人と違って、後ろ向きに「仕事を辞めた(無職になった)」タイプのセミリタイアなので、その通りです。
当然のことながら、現役時代は仕事もプライベートも良いことばかりではなく、むしろ良くないことが多かったですね。
「負の記憶」は思い出しがち
老後・リタイア後というのは、なまじ時間があるだけに、現役時代のことを思い出しがち。
「昔は良かった」話を今の若い人に自慢のように話すと老害扱いされるのでオススメしませんが、一人や同世代と友達同士で思い出に耽るなら悪くはありません。
しかし「負の記憶」にとっては、それが悪い時間になってしまいますね。
思い出さなきゃいいじゃないか、と思われるかもしれません。ところが負の記憶の方が覚えてるし、思い出しちゃうんですよねぇ…
急に思い出してしまって、声(奇声)をあげてしまうこともあります。これを「ミソる」と言うそうです。
「負の記憶」を捨てたいけど…
「嫌な記憶・負の記憶を捨てよう」という齋藤孝氏の提言はごもっともだと思いました。
同時に、それが簡単にできれば苦労はしないとも思いましたけどね。下手に記憶力がある人ほど厄介です。
ただ、思い出しても「考えるのやめよう」と途中で切り上げるようにはしてます。セミリタイアした今、考えても意味のないことばかりですから。
負の記憶を忘れ去ることはできないし、ついつい思い出しちゃいますが、その思い出に苛まれる時間は短時間で済ませば被害は少なくて済みます。
そうしているうちに、思い出す頻度が下がればよいのですが、今のところはそうもいってないですかね。
負の記憶の再編集は流石に無理そうです。笑い話にできるものはとっくにやっていますし。
それよりも、楽しいことに没頭する時間を増やすことに注力した方がいいですね。