家計簿を続けられない6つの理由
私は家計簿を続けられない問題の最大の理由は「誤解」だと思います。みなさんの家計簿のイメージといえば、次のようなものではないでしょうか。
◎記帳が面倒
◎時間がとれない
◎計算したくない
◎端数合わせが大変
◎使途不明金がいやだ
◎反省しなくちゃいけない
私もスマホで家計簿を付けてはいますが、記帳が面倒なので1週間から2週間、ひどい問にはそれ以上の期間ほったらかしにすることがあります。
あとでまとめてレシートから記帳しています。しかも品目は細かく書いておらず、「食費」「日用品」とかまとめて書くだけという超適当なやり方です。
「記帳が面倒」という気持ちはよくわかりますよ。本当は支払った都度入力した方が時間もかからなくていいんですけどね…
端数合わせ・残金との照合はしない!
私は「端数合わせ」とか「使途不明金チェック」はしていません。
家計簿を付けて「何にいくら使ったか」はチェックしていますが、財布に残ったお金と比較して「残金と照合して支出漏れがないか」はチェックしていないのです。
私は支出を把握していればいいや、という感覚なのですが、きっちり支出と残金を合わせて、計算ミスや使途不明金をなくさないと気が済まない人もいるんですね。
確かに、子どもの頃につけていたおこづかい帳や、サークルで会計をしていた頃の収支はきっちり残金との照合をしていました。
でも今の支払いはほとんどカードかキャッシュレス決済だし、現金を数えた上に各決済の残金や履歴をチェックするなんて面倒なことできません。
家計簿を付ける目的はあくまで「支出を把握すること」なのだと割り切り、買物した時にレシートだけはきっちり受け取って付けるようにしています。
たまにレシートが出ない支出(自販機や切符の購入など)がありますが、それをすぐに記帳できるのはスマホ家計簿の良い点であると感じます。
もちろんレシートからスマホの入力する時点でミスがあったり、付け忘れなどもありますが、そこはまぁしょうがないと諦めています。
「大雑把」が家計簿継続の秘訣?
年初に「今年こそ家計簿を付ける!」と目標を立てても、三日坊主で終わりがちなものです。
続けられるなら、手書きの家計簿でもスマホ家計簿でも、あるいはPCの表計算を使った家計簿でもいいと思います。それぞれ良さはありますし。
何で家計簿を付けるかよりも、完璧を求めるのをやめ、「大雑把」に付けることの方が、続けやすくなるのではないかと。
最初は「大雑把」で始めて、そこから徐々に細かくしていくのでもいいですね。
とにかく家計簿を付けてみて、支出を把握するのが先決ですから。