新型コロナウイルスは感染の「移行期」へ
2月23日の会見で、加藤厚生労働大臣は現在、新型コロナウイルスは「移行期」の段階にあると明らかにした。
「移行期」は、この後感染者が急激に増えるのか、それとも徐々に増えるのか、まさにその枝分かれの時期に当たる。
既に市中感染が起きていいて、感染経路が追えきれない状況なので、この判断は正しいというかせざるを得なくなったというべきか。
幸いなのは、もう少しすれば学校が春休みに入るタイミングということ。
春休みを少し早めしまうのもありかな、と思いますね。
中学生や高校生なら、学年末テストが終わっていれば、その後はもう自宅待機という形にすればいい。と言っても、外に出たくなるでしょうけど…
流行のスピードを抑えたいなら
新型コロナウイルスの流行ペースを少しでも抑えたいのならば、できるだけ人と人とが接する機会を減らすしかありません。
ただ、年度末という忙しい時期なので、忙しい人が多いでしょうねぇ。
確定申告の時期なので、混雑している税務署で感染が拡がる心配もあります。私はずっと郵送・ネット利用にしていますが。
できればネット(e-Tax)を利用、さもなくば郵送で、と呼びかけた上で確定申告の期限を延長してもいいのでは。
お役所で混む場所と言えば、住民票などの証明書発行です。
今はコンビニでもできるようになっていますが、残念ながら「要マイナンバーカード」なんですよね。
でも、マイナポイント事業(マイナンバーカード登録によるキャッシュレス利用のポイント還元)が秋から行われるので、マイナンバーカードを取得しようと考えている人は結構いるはず。
mynumbercard.point.soumu.go.jp
つまり、「行政の電子化」を進めるチャンスなんですよね。
キャッシュレスの方が感染症にかかりにくい説
さらに、現金には細菌やウイルスが付着しているので、そのやりとりで感染が拡がるという懸念もあります。
中国では、使用済み紙幣の消毒・隔離を行っているとか。
飲食店において現金の取り扱いは不衛生だと言われてきましたし、紙幣を数える時に指で舐める人は多いですからねぇ…
「キャッシュレスにした方が、新型コロナウイルスの予防になる」と広まることで、キャッシュレス化が加速するかもしれませんね。
それよりも、ネットスーパーの需要が増す方が大きいかもしれませんが。