緊急事態宣言で「一億総ひきこもり」へ
緊急事態宣言が発令され、とりあえず１ヶ月は強く「外出自粛」を求められるようになりました。
つまり、「一億総ひきこもり」という状況ですね。
もちろん生活必需品の生産や流通に関わる仕事などのインフラ関係を中心に、仕事を続ける人も多いと思います。
そうでない人は「STAY HOME」ですし、働いている人もそれ以外の時間は生活維持に不要な外出自粛が求められます。
「ひきこもり＝自分の部屋に閉じこもって、家族とも接することが少ない」イメージを持っている方も少なくないでしょうけど、政府の定義はそうではありません。
政府の「ひきこもり」の定義は「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、６か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」です。
「６か月以上」という条件がつくのでまだひきこもりの定義にはあてはまりませんが、このまま長期化すれば多くの人が当てはまりかねない事態というわけです。
まさかの「ひきこもり」が普通という時代の到来ですね。新型コロナが終息するまでの一時的なものですが。
ネット副業へ人が流れ込む？
仕事を失ったり仕事が減って収入が減る人が多くなりますが、外に出て仕事を探すのも容易ではないので、家で出来る副業を考える人は多いと思います。
いわゆるネットを使って在宅でできる仕事、ネット内職・ネット副業の類です。広義では個人でブログやYoutubeを作って広告収入を得るのも含まれるでしょう。
リモートワークへの転換で、クラウドソーシングを使った仕事の発注は増えると思いますが、その一方でクラウドソーサーも増えることが予想されます。
ブログやYoutubeでの広告収入は、ほとんどの人がロクな収入を得られないままというデータがあるように元々レッドオーシャンの世界です。
さらに、新型コロナで企業が広告出稿を減らしているためか、広告収入が激減しているとの声が聞かれます。
時期が悪すぎるので、今からブログやYoutubeなどで収益を得ようなどと考えるのはやめた方がいいです。
趣味でやるならいいですけどね。
「ネット上で簡単に高収入」の誘い文句には要注意
「ネット上で簡単にできる高収入のお仕事」などの誘い文句で、アフィリエイトやネット内職を勧誘する悪徳商法も跡を絶ちません。
自宅で収入を得たいけれど、方法がわからないから「無料セミナー動画」を見てみたら…というとこから始まって、気がつけば様々な名目でお金を求められるというやつです。
「払ったお金はすぐに元が取れる」に乗ってしまったら、それは高い授業料になると思った方がいいです。
今回の新型コロナでは、給付金詐欺が増えることが予想されますが、内職詐欺（在宅ワーク詐欺）も増えそうです。
くれぐれも気をつけて下さい。
