貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

今までは「毎日満員電車に揺られる生き方は必要ないですよ」と言っても笑われるだけだった

「そんな生き方は必要ないですよ」と言っても笑われるだけ

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小さい頃から満員電車に乗っていたから、当たり前になっている。誰かが「そんな生き方は必要ないですよ」と言っても、その人が笑われるだけだ。しかし、危機になれば「満員電車は正しいのか?」と思い直すようになる。日本も今、そういう時期に入っている。

最後の節がめっちゃ刺さりました。

毎日通勤ラッシュの満員電車に揺られての長時間通勤もそうだし、人によっては終身雇用で転職することもなく定年まで働くのが「当たり前」だと思いこんでたり。

社会人になってからずっと「当たり前」で、周りの同僚たちも同じ考えだと染まってしまうのも当たり前。

しかし、危機になると人は考え方が変わるわけですよねぇ。むしろ危機にならないと変わらないというべきでしょうか。

危機の時代になると人間は自ら変わろうとする

必要は発明の母」と言われるように、危機の時代に必要なもの(=需要)がハッキリすれば、新しいものが生み出され、変化が起きます。

テレワークに必要なサービス・ソフトウエアは既に存在しているので発明するまでもありませんが、需要があるからどんどん進化していくでしょう。

通勤ラッシュで大量の人を捌くために、鉄道会社が様々な工夫をしてきたのもその一つですが、パラダイムシフトによって逆回転が起きます。

新型コロナによる危機が起きなければ東京一極集中が続き、通勤ラッシュを捌くための工夫が続けられていたのかもしれませんが…

東京が「都」になったのは戦争遂行のため?

大阪都構想」が話題になったとき、東京は首都だから東京都であって東京以外が「都」を使うのはおかしい、という意見を言う人がいました。

でも東京は最初(明治維新)から東京都だったのではなく、明治維新時は東京府で、東京都になったのは戦時中の1943年のこと。

東京都構想は明治時代からあったものの反対が多く進みませんでした。

でも戦争という危機的状況で「防空や生活物資配給など戦争遂行のために強力な行政機構を確立する必要がある」という理由付けで東京都は誕生しています。

つまり今の新型コロナを「太平洋戦争以来の危機」と捉えるならば、思い切って社会・行政システムを大きく変えるチャンスになります。

行政の上の方にいる人たちが自ら変わろうとすれば、になりますが…

危機の時代 伝説の投資家が語る経済とマネーの未来