節約は先ず「覚悟」と「モチベーション」
僭越ながら経験則で申し上げると、ノウハウだけでは絶対に節約は成立しません。アクシデントは起こりますし、人間関係だっていいことばかりではない。病気になったり、事故や災害に遭って人生が変わることだってあります。そのためにも、まず第一に覚悟やモチベーションを持ち、次にノウハウ、そして支えてくれる友人・知人を持つという三位一体でないと、到底やり遂げることはできないと思います。
節約と言えば、様々なノウハウ・テクニックがネットを含む多くのメディアで飛び交っています。
そのノウハウ通りにやれば節約はできるはず。だからできないのはおかしい、という論調にもなりがち。
でも「節約疲れ」という言葉があるように、節約をストレスに感じる人にとっては続けるのは大変。モチベーションの維持は節約継続の大きな鍵を握ります。
この方の経験則は間違ってないと思いますね。
依存症やうつ病は「覚悟」だけでなんとかなると思われがち
逆に、依存症やうつ病などは「やる気の問題」「根性が足りない」「甘え」といった言葉で処理されることもあります。
もちろん、病気なので治すには覚悟・気持ちも重要なのは同じですが、同時に治療のノウハウについて医師と相談することも重要だし、支えてくれる家族や周りの人の存在も大きい。
記事で書かれているように、節約とダイエットに共通点が多いのは私も以前から言っている通りです。
ダイエットも覚悟とモチベーションの維持が必要です。これも共通点と言えますね。
貧乏の不安や絶望感は、経験した人にしかわからない
「貧乏になった時の不安や絶望感は、経験した人でないと到底、理解はできない」という言葉は、よくわかります。
私もフリーランスになってすぐに仕事がなくて貧乏・節約生活をせざるをえなくなり、それが今でも続いています。
悲しいことですが、新型コロナで仕事を失ったり収入が激減して、貧乏になって不安や絶望感に襲われている人が今はたくさんいて、同じ経験者として理解できる人が増えたということかもしれません。
そしてしばらくは節約のノウハウ・テクニックが求められそうですね。