アフターコロナの日本経済はどこに向かうのか
短期的には、「お金を使わない」のが正義になるし、給料が激減して「お金を使えない」人も増えるし、需要が減ったら企業は「(投資に)お金を使う必要がない」になるので、デフレになるのだと思います。
日本の場合は原油価格が物価に与える影響が大きいですが、原油価格が大きく下がったこともデフレ要因です。
今後も、旅行など外出する人が減った状態が続くので、需要減から原油価格はしばらくは低く推移しそうですし。
「新しい生活様式」で需要は両極端
でも、「新しい生活様式」で必要なものが変わっているので、需要が増えたもの・減ったもの、両極端になりそうなんですよね。
マスクや消毒用アルコールなどがその極端な例ですが、生活へ与える影響は人によって大きく違うと思います。
元々ひきこもり生活の私にとっては、ガソリンが安くなった以外はほとんど変わらないか、食料品がちょっと高くなったと感じるくらいかな?
冷凍食品の需要が増えて、安売りが減ってしまうのが心配ですけど。
インフレ到来でセミリタイア生活終了の可能性は…
しばらくはデフレ要因の方が大きいと思いますが、財政出動を増やした結果、インフレになる可能性は大いにあります。
セミリタイア生活を諦め、本格的に働くことになるのでしょうか。
でも、その時に私が働けるような仕事があるのかどうかも怪しい。貯金が減り続ける強制リタイア状態になる可能性もありますね。
貯金を減らしつつなんとか65歳まで食いつないで、65歳からは年金だけの生活…になるのかもしれません。
その年金は、マクロ経済スライドによってインフレで物価上昇した分と比べて遥かに少ない増加になりますから、苦しい生活になるでしょう。
まぁこれは自業自得だと思って諦めますけど。
貯金も年金もインフレで目減りして、苦しい生活を強いられる高齢者(下流老人)が溢れる世界になってしまうのかも。