困ったふりしてマウントを取る
上述したように、単なる自慢マウントに見えてしまうと、逆に嫉妬や批判を生んでしまいますし、周囲からの「いいね」も集められません。そこで、マウンティング巧者が良くやるのが、「困ったフリをしたマウンティング」です。
得意げ・自慢げにマウントするのは露骨すぎるので、幸せであるがゆえの悩み、ステータスが高いゆえの悩みといった形で愚痴を言いつつ、実はそれをひけらかしているというマウントですか…
私がそれをできるとしたら、時間があることくらいなので
「セミリタイアしたら時間が余って暇で困るわー」
と言えばマウントになるのかな?
いや、別に時間は余ってないのですけどね。ゲームしたりアニメ観るのに忙しい状況なので。
最近なら「元々ひきこもりだから外出自粛でも生活変わらないわー」もマウントになるのかな?(ならない)
上には上がいて消耗するだけ
どんな軸でも上には上がいるものだから、「自分だけのマウントポジションを確立すること」が重要だと説いています。
よくわかります。例えば、セミリタイアにあたっての資金(資産額)は、あればあるほど生活と心に余裕が生まれるので、多い人の方ががマウント取れます。
にほんブログ村の「セミリタイア生活」で他の人のブログを見ていても、みんなたくさん持ってるなーと感じることしきり。
他人と較べると消耗してしまうので、較べないことが幸せに繋がります。
どうしても較べてしまう人は、いっそ見ないという選択肢もあるでしょう。SNSは見ない方が幸せになれると言われてる通りです。
自分だけのマウントポジションは難しい
かといって「自分だけのマウントポジション」を確立するのも簡単ではないです。
人間つい比較したり他人の自慢を気にしてしまうものなので、「マウントフルネス」の状態は難しいと思います。
誰かよりも上に立とうという考えは捨てつつ、かと言っていかにも誰かの下にいる(上に立たれる)というのは避けないと心の安寧はありません。
私としては比較する軸の斜め上で高みの見物を決め込みたいと思っています。
いや、斜め下で「低みの見物」の方が正しいかな。下ではあっても、同じ軸で直接比較されない斜め下ならいいと考えています。
そもそも幸福感なんてものは人それぞれであって、他人とその量を比較しにくいものですからねぇ。