新型コロナで「サステナブルな買い物」
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから「サステナブルな買い物」を意識するようになった理由は、「節約意識が高まったため」「家で過ごすことが増え、暮らし方を見直すようになったため」「健康や安全への関心が高まったため」
「サステナブル」とは単純に日本語で言うと「持続可能な」という意味です。
「節約」とは関連もありますが、相反する部分があると思うので、 「サステナブルな買い物」を意識する理由に「節約意識が高まったため」が挙がっているのはちょっと違和感があります。
有料化されたレジ袋を使わずエコバッグに切り替えたという点では、「節約」と「サステナブルな買い物」の両立ができたと言えるのかもしれませんが。
でも、「サステナブル」を本当に意識したら、高い買物を積極的にする場面も出てきます。
ファストファッションの安い服などは、安い労働力を求めて途上国をどんどん探していってるだけですが、それ以外を選ぶと高い買物をすることになりますし。
まとめ買いで食品ロスが増える心配
一方、新型コロナで買い物に行く回数を減らした人が多いのは、このアンケートでも出ています。
「まとめ買いは浪費に繋がる」という人もいますが、車で買物に行く人なら回数を減らすことで節約に繋がりますし、今はできるだけスーパーでの滞在時間を短くする意識が強く無駄な買物が少ないため節約効果の方が大きいかと。
ただ、食品のまとめ買いはうまく考えて買わないと、食品ロスに繋がります。それこそ「サステナブル」に反します。
新型コロナの影響で「突然飲み会に誘われた」などということがなくなり、予定が立てやすい分、食品ロスが減ってそうですけど。
給食がなくなった影響で食品ロスが出たというニュースが話題になりましたが、トータルでの食品ロスはどうなっているのやら。
ウナギやクロマグロを食べないのも 「サステナブル」
一方、個体数が減って絶滅が危ぶまれているウナギやクロマグロを買わないのも「サステナブルな買い物」です。
ウナギやクロマグロは高いので、「節約」との両立ができますが、おそらくこのアンケートに答えた人で、「サステナブルな買い物」と聞いてウナギやクロマグロに結びついた人はほとんどいなさそう…
私はウナギやクロマグロを買わない方で「サステナブルな買い物」を意識しています。
もちろん、象牙の印鑑なんて絶対使いませんよ!……というか印鑑使いたくないです。