レジ袋有料化は何のため?
レジ袋有料化を進める理由は、「私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすること」らしいですね。
もちろんそのベースには「廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化など」の課題があるわけで、必要性があるのはわかります。
コンビニでお昼ごはんと飲み物を買って公園のベンチで食べていたら、風が強くてレジ袋が飛んでいく…という経験は幾度となくありましたし。
サッカー中継を見ていると、ピッチの中にレジ袋が風に舞っているシーンもよく見かけます。
そういうゴミの問題があるので、レジ袋は減らした方が良いのはわかりますが、諸問題に効果的かというと疑問が残ります。
マイバッグは意外と脆い?
とは言え、しょうがないので実家で余っていたマイバッグをもらってきて、私もマイバッグを持つようになりました。
ところが先日、2リットルのペットボトル2本などかなりの量のものを入れて持っていると、「ビリッ!」という音がしました。
見てみると、取っ手の付け根部分の縫製がいってしまっていました。
マイバッグは丈夫なイメージがありましたが、モノにもよるのでしょうね。過信は禁物のようです。
しかし捨てるのはもったいないので、自分で針と糸で縫って補修&補強しておきました。
マイバッグを長く使い続けるのは思った以上に大変かもしれません。
私がスーパーでモヤッとしたこと
またその日のスーパーで、モヤッとしたことがありました。
スーパーで袋詰めするサッカー台には、汁が出たりする商品を包むために薄いビニール袋が「無料」で提供されています。
このビニール袋も、レジ袋と同様に資源問題・ごみ問題に関わります。果たして無料で提供していいものなのか?と。
薄いビニール袋の方が風で飛んでいきやすくて問題ですし。
やはり今回の「レジ袋有料化」は「ライフスタイルを見直すきっかけ」であって、それ自体が問題解決の決定打にはならないのでしょう。
それならきっかけ作りのための「印鑑廃止」も、政府には思い切ってぶち上げて欲しいと思いますけどね。