貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「Go To キャンペーン」というバラマキ政策やって大丈夫?

「Go To キャンペーン」今やって大丈夫?

www.nishinippon.co.jp

元々8月を予定していた「Go To Travel キャンペーン」ですが、前倒しで7月22日からスタートになりました。

しかしタイミングが悪すぎますねぇ。決まったこと、動き出したことだから止められるのは上の人間だけという状況でしょうか。

当初の事業イメージには「新型コロナウイルス感染症の流行収束後の一定期間に限定して」と書いてあるので、政府・国土交通省の中では「流行収束後」という認識なのかもしれませんが…

専門家からも疑問の声が挙がっているくらい、タイミングは悪いですねぇ。そこまで急いで、何が何でもというものでもないと思うんですが。

バラマキでバラマキ

Go To トラベルキャンペーン」は、事業総額1兆6794億円のうち、事務委託費が最大3095億円というかなりのお金が動く事業です。

事務手数料率が小さくても大きい事業はウマ味がありますが、これはかなりの手数料率になっているんですね。止めたくない理由にもなるかな。

この事態ですから、バラマキ政策自体は必要だと思います。むしろ、できるだけ真水で国民一人一人にバラまかないと意味がない。

1兆円の所得税減税」なら、そのまま1兆円が国民の手に入るので、効果が大きいわけです。

こういう時の金額は「事業規模」ではなく、実際に国民に渡る金額(事務手数料を差し引いた分)で示した方がいいですね。

それよりも、バラマキ政策でウイルスをバラまくことにならないかという方が心配ですけどね。

都会は医療リソースに余裕がありますが、地方はあっという間に逼迫する可能性があるので。

せめて、移動距離に条件を付けたらどうだろう?

それならせめて、8月までは「同じ都道府県か隣県まで」くらいに条件をつけたらどうですかね?

それならバラマキも限定的。同じ地域内で動く人が多ければ、感染が日本全国に一気に広がる可能性は低く抑えられます。

新型コロナに関する政策は、朝令暮改でも結構。まずいと思ったらすぐに引き返してもいいと思います。

一旦決めたことだから、一度言ったことだからもう変えられない、という考えが一番怖い。

流石に政府の中の人もみんな、タイミング悪いと思ってそうですけど…

観光ビジネス大崩壊 インバウンド神話の終わり