「都会の収入で地方暮らし」ができればいいけど…
テレワークが広がって現実味が出てきた「都会の収入で地方暮らし」ですが、子どもの進学や、会社の方針やキャリアの中でずっとテレワークできるかわからないので難しいと思います。
そもそも、テレワークといっても週に何日か出社する必要があると、移住するとしても近郊になりますし。
「匿名性の消失」については、どんな田舎だよ!って言いたくなる、ちょっと極端な事例だと思いますが。
ほどほどの地方都市ならそこまで匿名性がなくなることはありません。
「ワーケーション」は広がるか?
「ワーク」と「バケーション」をかけ合わせた言葉が「ワーケーション」で、旅行先でテレワークしつつ、仕事以外の時間は遊ぶことができます。
新型コロナでピンチの旅行業界にとって福音となりうるため、国でも支援を決めたそうです。
ホテルや旅館を使う以外にも、貸し別荘や民泊を利用するのもありですし、外国人観光客が来なくて空いている宿泊施設の活用にはなりますね。
ちなみに、Wikipediaの「ワーケーション」には「テレビ会議のシステムなどを整備する設備投資の必要性が指摘される」などと書かれていますが、そんな専用設備が必要なテレビ会議っていつの時代だよってツッコミたくなりました。
ワーケーションに向く人・向かない人
もちろんテレワークに向く人・向かない人がいるように、ワーケーションに向く人・向かない人もいると思います。
移住と違って一時的なものですから、ワーケーションに向いてない人が上手く行かなくてもそれっきりで終わりにできるのでリスクは少ないかと。
ヨーロッパでの「バケーション」と言えば、長期休暇でゆっくり時間を過ごすイメージですが、日本では短い休みを慌ただしく過ごすイメージがあります。
テレワークしながらなので完全な休暇ではありませんが、ゆっくり過ごす長期休暇へとシフトしていくきっかけになればいいですね。
仕事が終わらなくて、ずっとテレワークしてる可能性もありますけど…