今の刑務所ご飯はおいしい
堀江貴文氏も刑務所のメシは意外と美味いと語っていたように、「クサい飯」というのは昔の話です。
味付けが薄いのとか、自分が食べたいものを選べないのとか、人によっては量が少なくて不満だとか色々あるとは思いますが。
祝日や年末年始には「特食」としてお菓子も出るそうなので、お金がなくて貧乏飯をしている人よりはいいもの食べているかと。
1日の食費533.17円
受刑者1人あたりの1日の食費が533.17円、月にすると16000円ですかね。私の食費とほぼ同じレベルですわ…
自炊してるので、その食費はほぼ食材費のようなもので、まとめて調達するからかなり良いものが食べられそうです。
一つ気になったのは、アレルギーを持つ人にはどういう対応をしているのかな、という点です。
学校の給食ではアレルギーを持つ子に別に作ったほぼ同じメニューのものを渡して、食べる時だけ一緒という形だったかな。
アレルギーは若い層ほど割合が増えているイメージなので、今後刑務所内でも苦慮することになっていくのかも。
刑務所しか居場所がない人たち
刑務所の待遇を良くしすぎると、刑務所の方が居心地がいいと、わざと入ろうとする人が出てきます。
その一方で、娑婆に出ても孤立して「刑務所しか居場所がない」と戻ってくる人、出たくないという人もいます。
受刑者が高齢化率が高く要介護者も増えていて、刑務所の老人ホーム化が進んでいると言われています。
その上で「2016年に新たに刑務所に入った受刑者約2万500人のうち、IQの数値でいうと、約4200人は知的障害者である可能性が高い人たち」となると、刑務所の運営は大変でしょうね。
この環境では、刑務官が人手不足になるのも致し方ないか…