お一人様 老後のこれで安心大丈夫
最近めっきり本屋に行くことがなくなっていますが、久々に寄ってウロウロしながら面白そうなものがないかと物色していたら、『お一人様 老後のこれで安心大丈夫』という雑誌(ムック)が目に留まりました。
しかも Vol.3でした!
ムックでVol.3までいってるということは、それだけ売れてるということなんでしょうねぇ。既にVol.4の発売も決まっていました。
気になる項目がチラホラ
Vol.3の表紙の「一人遊び上手が7つの秘訣」が気になりました。
Vol.1の表紙を見ると「独居老人は地方都市に住め」とか「“デジタル終活”を忘れずに」とか、私にとってさらに気になる項目がありました。
Vol.2には「老後資金がなくてもなんとか生きれる」とか、老後サバイバル本なのかなーという印象です。
やたら危機を煽るよりは良心的
「老後2000万円問題」を始め、日本では「~が必要!」「~しないと破産!」などと危機を煽って注目を集めて何かを売ろうとする行為が目立ちます。
消費者の劣等感や危機感を煽って販売する「コンプレックス商法」と呼ばれるものです。
老後のお金・健康・生活などが格好の対象になっていますが、「これで安心大丈夫」という書き方をしているこのムックは良心的に見えました。
だからこそ安心を求める人に売れているのかもしれません。
今の高齢者で生涯独身の人はまだ少数派ではありますが、離別・死別でひとりになった人もいるし、子どもがいても遠くに住んでいたらほぼおひとりさまです。
高齢者に今から老後資金を用意しろと言っても無理なので、こういった老後サバイバル本は需要あると思いますし、もっと増えそうですね。