Youtubeで増える「コンプレックス広告」
「デブは恋愛対象外」「毛深い男は嫌われる」 最近インターネットで、こういった表現の広告をしばしば目にするようになったと思いませんか。外見のコンプレックスを刺激して商品を宣伝するこのような広告は、「コンプレックス広告」とも呼ばれています。
多くの人が利用する動画サイトなどにも流れているこうした広告。「外見上の差別」を助長するとして、改善を求める声が上がっています。
Youtubeの広告は、昔は大手企業の広告が多かったように思いますが、最近はこの手のアヤシイ商品・商材の広告が増えたように感じます。
動画の内容やチャンネルによるので、そういう広告が出てくるチャンネルばかり見ていたせいかもしれませんけど。
Webサイトでも、ダイエット・口臭・脱毛・かつら・シワ取りなどの広告が並んでるサイトがあって、自サイトの記事と広告が同じ形式で、さらに広告の数がやたら多かったりすると笑ってしまいます。
Yahoo!は厳格な審査へ
Yahoo!は元々「コンプレックス広告」を禁止しているそうですが、これをさらに厳格に審査すると発表しています。
Googleなど大手の広告業者も、放置するとイメージ悪いし読者・視聴者を減らすことになるのをわかっているので、追随しそうですね。
結果的にYoutubeの広告が減って、Youtuberの収入が減るかもしれません。
カツラでローン地獄
昔から代表的な「コンプレックス産業」「コンプレックス広告」と言えば、かつらです。
最近は男性に売れなくなったのか女性用にシフトしているのと、残った髪に人口毛を結びつける増毛の広告も増えたと思います。
その「無料体験」につられて行ってしまうと、強引な勧誘を受けてローン地獄に落ちてしまうかもしれません。
なるほど、人口毛を結びつける増毛法は、1～2ヶ月で伸びて結び直しをしないといけないから、かつらを勧めてくるわけですか…
かつらも一度買ったら終わりではなく、メンテナンスが必要だから泥沼にハマってくと。
それだけ儲かるからこそ、あれだけたくさんの広告が打てるわけなんですねぇ…
大手が広告掲載をしなくなっても、なくなることはないんでしょうね。
