貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「日本の葬式費用は世界一ィィィ!」 老後資金2000万円必要になるわけだ…

世界一高い日本の葬式費用・平均231万円

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日本の葬式は世界一高い。宗教学者の島田裕巳氏は2010年の著書『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)でそう指摘した。それから10年。葬式をとりまく状況はどうなったか。島田氏は「葬式の簡素化はさらに進行している」と指摘する――。

ここ数年、家族葬専門のセレモニーホールが増えているのは、実感として感じています。

直葬を選択する人も増えているので、200万円を超えるような一定規模の葬儀を行う人が減っているのは間違いないでしょう。

2017年の調査では、平均178万円というデータがありましたし、確実に減っていました。

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そして新型コロナによって、参列者を少なくなるよう葬儀の簡素化が一気に進んでいると思われます。

老後の交際費に香典費用はどれくらい?

葬儀の際に贈られる香典は、故人の家族への支援の意味もあります。200万円からの葬式費用がかかるなら、それなりの支援が必要です。

が、葬儀を簡略化すれば、支援も少なくて済みます。直葬なら支援は不要と言ってもいいですね。健康保険から埋葬費等も給付されますし。

人によって大きな差があると思いますが、老後の交際費のうち、香典費用や法事のお供えなどに包むお金は結構な額になるのではないかと。

というのも、戦前・戦中生まれの今の80代以上は大家族で兄弟姉妹が多くので、親戚の葬儀に出席する機会が多いわけです。

うちの母(7人きょうだい)がまさにそのパターンで、しかも一番下なのできょうだい全員の葬儀に出席していました。

最近は香典返しとしてカタログギフトを貰っていますが、中々欲しいものが見つかりません。

葬儀に関わる業界やギフト業界にいいように踊らされてるように見えてしまいますね。

葬儀の簡略化で老後使うお金が減る?

葬儀の簡略化・直葬が進めば、葬儀に出席する機会が減り、香典・お供えでの交際費支出も減るでしょう。

元々戦前の核家族化した世代ではきょうだいの数が少ないので、親族として葬儀に行く機会が少ないと思いますが。

今の高齢者(特に80代以上)が使っている老後の交際費の額は、今の現役世代が高齢者になった時には大きく減っているかもしれません。

親戚だけでなく、友人関係をがっつり減らしていると、さらに減りますけどね…

遺体と火葬のほんとうの話