ホームセンターはコロナ禍特需で業績好調
新型コロナの影響で在宅の時間が増え、家の中の環境を良くするための商品を購入する人が増えたためか、ホームセンターは好調です。
コーナンにいたっては前年同期比29.5%増というから驚きですね。
業界1位のカインズのデータが入っていませんが、おそらく他社と同様に増収だと思います。
M&Aが続くホームセンター業界
ホームセンター業界は大手4社(カインズ、DCM、コーナン、コメリ)が売上高3500億~4500億円でひしめく構造なんですね。
こんなにせめぎ合っているとは知りませんでした。
というのも、それぞれ特徴があって棲み分けている印象があるからです。コメリは農家向けの商品が充実していたり、カインズは第3ジャンルビールやチューハイなどのPB商品をやっていたり。
カインズの第3ジャンルビール「黄金」は、私も愛飲していました(最近は全然飲んでないけど)。
せめぎ合ってシェア争いする中で、M&Aへと動き始めたようです。
DCMは元々3つのホームセンターの共同物流会社から始まったグループなので、加わりやすさがあるのかもしれません。
独自性を出しつつの競争は歓迎
ただ規模を求めて合併して、体力勝負の潰し合いになるのはよくありませんが、PB商品の充実などで独自性を出してくれるのは歓迎です。
ホームセンターは総合スーパーやドラッグストアと一部商品が重なりますし、インテリアではニトリなどとも重なります。
ホームセンターという枠だけでなく、ドラッグストアとの提携やM&Aもあるかもしれませんね。
ちなみに私がよく使うホームセンターはコーナンですが、最近は中にダイソーが入っている店舗があって良いです。
楽天と提携しているので楽天ポイントの使いみちとしても重宝しています。