インフルエンザワクチンが足りてない?
新型コロナウイルスとの同時流行を警戒し、季節性インフルエンザの予防接種に例年以上の希望者が殺到したため、ワクチンが品薄になっている医療機関がある。「あなたの特命取材班」には、接種を断られたという読者から「足りていないのでは?」と疑問の声が相次いで寄せられた。実際はどうなのか。
新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に対する危機感を持った方が多かったのか、ワクチン接種希望者が多すぎて打てない人まで出ているんですか。
今回用意されたのは過去5年で最大量となる6300万人分だそうで、10月26日までは65歳以上の高齢者などを優先していましたが、現在は誰でも接種可能な状況です。
それでも足りないとなると、どこかに在庫が滞っているのか、実際に6300万人近い人が打ったからなのか…
今季のインフルエンザ流行状況が驚異的
厚生労働省の「インフルエンザに関する報道発表資料 2020/2021シーズン」をチェックしてみると、11月13日発表の11月2日~11月8日の定点当たり報告数が驚異的な数字になっていました。
昨年同期比で200分の1(0.5%)という数字です。
今年はインフルエンザを疑っても診察に行きたくない人もいそうですから、単純な比較はできませんが、驚異的に減っているのは間違いないでしょう。
皆がワクチンを打った効果もあると思いますが、新型コロナ対応の「新しい生活様式」の副次的な効果でしょうね。
体温チェックして発熱している人は入場を遠慮してもらうなど、「熱が出たら家で休む」が浸透していますから。
新型コロナが流行し始めた今年の春にも、インフルエンザの流行が減少していたので予想はされていたことではあります。
新型コロナは変異して感染力がアップ
一方、欧米での感染拡大が急激な勢いの新型コロナですが、感染力がアップした変異型が流行しているそうです。
感染力アップした上に、寒くなってさらに感染しやすい状況が出来ているのでしょうねぇ。
新型コロナもインフルエンザも、家でひきこもりを続けるのが一番の感染対策になると思うので、この冬もじっとひきこもっていたいと思います。