「学生の検索離れ」の実態
「ここ最近、自分で検索すれば解決する問題を、逐一教員に質問してくる学生が増加しています。実際に自分に送られてきたのは『“問題をはらむ”とはどういう意味ですか?』『概念という言葉がわかりません、もっと簡単に説明してください』『仮説とはなんですか?』『持論とはどういう意味ですか?』などといったもの。
今の大学生は、デジタル・ネイティブ世代であり、初めて持った自分の携帯電話がスマホという人も多いスマホネイティブ世代です。
「何でもスマホ(携帯)で検索して辞書を引かない」などと言われてきたのに、その検索もしなくなったと。
そばに友達がいれば聞くことができるのでしょうけど、オンライン講義が増えたことで聞けるのが先生だけになってしまったので増えているみたいですね。
調べものはSNSを使う
少し前から、若い人たちが何か調べ物をする時にGoogleなどのWeb検索を使わず、SNSで検索するという話がありました。
レストランなどを調べる時に、最初に調べるのはInstagramという流れはさらに強まっているようですし。
食べログやぐるなびなどのレストラン情報サイトは厳しくなっているようですね。
レストラン情報サイトの口コミが信用できなくなっているので、TwitterやInstagramやなどのSNSに書かれた情報の方が信用できるのかもしれません。
「ググレカス」は遠くなりにけり
元の記事にあるように、かつての2ch(現5ch)でよく使われた「ググレカス」はもうはるか昔のもの。流行り廃りが早いですね…
大学生ならWeb検索という手段も身につけておくべきだと思いますが、Web検索しても「いかがでしたか」で終わるキュレーションサイトが上位で出てくる現実もあるので、Web検索頼りもよくない時代です。
先生も含めて学生同士の横の繋がりが出来るようなグループチャットをもっと活用できればいいのかなぁ?
これは大学だけの話じゃなく、在宅勤務の社会人でも同様ですけどね。