NTTドコモが新料金プラン「ahamo」発表
4G通信、5G通信の両方に対応。通信容量の上限を超えた場合、通信速度が最大1Mbpsになる。1GBあたり500円で追加できる。
5分までの通話は何度でも無料。契約手続きはオンラインのみで、契約後の各種手続きも専用アプリを通して提供する。事務手続きやMNP契約に掛かる手数料、細かい割り引きなどは設けない。
既にリーク情報が流れていましたし、「契約はオンラインのみ」もリーク情報で囁かれていた通りです。
でも通話ありのプランでできるのかちょっと疑問でした。実際の発表では「5分までの通話が無料」まで付いていてちょっとビックリ。
いくつかの要注意点はありますね。
- 契約はオンラインのみ
- SMSは1通3円
- キャリアメールは提供されない
報道発表で「ニューノーマル時代を切り開いていくデジタルネイティブ世代にフィットした新たな料金プラン」と書かれている通り、全てを自分で調べて出来る人向け。
悪い言い方をすれば「情弱お断り」ですね。
楽天モバイルはどーする?
明らかにピンチなのは楽天モバイルです。2980円という全く同じ料金ですからねぇ。
もちろん楽天モバイルはネット使い放題だし、楽天の通話アプリ(IP電話)を使えば通話し放題なので、アドバンテージはありますが…
いやぁ正直言って、今の楽天モバイルのエリアでは勝負になりませんね。来年4月の時点でもまだまだ全国的にエリア拡充できないですし。
サブブランド(UQとY!モバイル)も厳しいと思いますが、まだ店舗で違いを出せるだけマシで、楽天は厳しすぎますねぇ。
格安SIM各社はどーする?
もちろん格安SIM(MVNO)各社も厳しいです。通話付き20GBの提供価格は4500円以上ですから。10GBでも3000円を超えています。
20GB2980円で提供しても、20GBを使い切った時にドコモは1Mbpsで通信できることや5分間通話無料の分は見劣りするので、それよりも下げないと。
必然的に10GBはそれより下げないとダメで、それより通信容量の小さいプランも合わせて下げる必要があります。
NTTドコモから回線を借りてるMVNO各社は、卸料金を下げるように総務省にかけあうのでしょうね。
格安SIMを使っている身としては、玉突きで安く使えるようになればありがたい。