「無料ビジネス」は業界を破壊するのか?
消費者からすると「無料・安い」といった言葉は素晴らしいものですが、業界全体の視点に立つと必ずしも良いものではない模様。他社による「無料・安い」ビジネスの影響で、職を失うケースもあるようです。
「無料ビジネス」(ほとんどの場合は広告で収益を得られるビジネスモデル)が業界に影響を与えるのは間違いありません。
ダンピングによって他社からシェアを奪って独占状態になってから、有料版を高くするケースもありますし。
ただし「業界を破壊」するのではなく、破壊される同業者がいるだけのような気もします。
無料と較べてお金を出すに値するクオリティが求められますから。
いらすとやが日本を支配
いらすとやの画像は個人のサイトや個人でやってるお店に留まらず、もはやどこにでも使われていて、国や地方公共団体でも重宝されています。
あまりに街に溢れすぎているので「日本を支配しようとしている」と言われるのもわかります。
私もブログでありがたく利用させてもらっていますが、じゃぁいらすとやが存在していなかったら有料のいらすとを買って使うかというと、それはありません。
つまり「業界を破壊」しているのではなく、あたらしい利用者を生んで「業界を拡大」させている存在です。
民放テレビは無料だからこそ普及して、その後にケーブルテレビや衛星での有料放送が生まれました。
最近の「無料ビジネス」は有料でやっていた業界に現れてぶっ壊すイメージになりがちですが、業界が拡大すると「無料ビジネス(広告ビジネス)」が成り立つようになるだけのことではないかと。
無料が当たり前のおかげで貧乏セミリタイア生活を満喫してます
インターネット上で無料のサービスが当たり前と思えるくらいに増えたおかげで、貧乏セミリタイア生活が成り立っていると言っても過言ではありません。
広告付きや1日あたりの限定ながら無料で見れる動画サイトやマンガサイト、さらには基本無料のゲームがなければ生活費がもっとかかっていたと思います。
お金を払うと「元を取らなければ!」などと気楽に楽しめなくなってしまう側面もあるので、できるだけフリーミアムなものを利用していきたいです。
DAZNだったりはてなブログProだったり、必要だと思うものにはお金を払ってますけどね。