2030年前半、ガソリン車販売禁止
「2030年半ばにガソリン車販売禁止」というのは、新車販売禁止を意味しているのでガソリン車の中古車販売はしばらく続くと思います。
「2050年カーボンニュートラル」のために逆算して15年くらい前には新車販売を終了し、それ以前に販売された車は2050年までに廃車になっていく工程ですかね。
ガソリンでしか動かない車は2030年代に新車販売がなくなりますが、ハイブリッド車はしばらく新車販売が続くのでガソリンスタンドが消えることもないと思います。
ガソリンスタンドの数は減っていくでしょうから、田舎では「ガソリンスタンド難民」が増えるでしょう。
難しいのが日本特有の規格である軽自動車の扱いです。元々燃費がいいのでHV化するメリットが少なく、部品が増えて構造が複雑になるデメリットも大きい。
いっそEV化する方がいいと思いますが、業務用で活躍する軽トラ・軽バンをEV化して積載量が減ってもマイナスです。
日本ではEV化にもハードルがある
2030年代にはEVが主流にはならない、とするのは豊田章男・トヨタ社長です。
EVを主流にしようとしても、電力会社の供給量(発電量)が足らないだろうと。
現在のリチウムイオン電池は価格も高いし充電に時間がかかるし普及にはハードルが高い。普及には全固体電池の実用化も必須条件です。
日本の夏場にエアコンをガンガンかけたら、EV車の走行距離はどれくらい落ちるのかなど心配もあります。
まぁ2050年までにEVが主流になっていればいいんじゃないですかね。
老後の足はどうなるだろう
2030年代半ば、私は70代に入ります。65歳くらいまで(あと10年)は車生活を続けるつもりですが、その先はわかりません。
普段は近くの移動でしか使わないので、走行距離の短い(バッテリー容量の小さい)EVでもいいと思います。
でもEVは本体代が高く燃料費が安い構造なので、あまり乗らないのであればもったいない。
車生活から車を持たない生活に切り替えるきっかけになるかもしれません。