「独立開業の道」はつらくて険しい道
「会社員として働くよりも、自分のペースでのんびり働けそう……」
フリーランスに憧れる人の中には、こうした幻想を抱く人もいるかもしれません。しかし、フリーランスとして悠々自適に働ける人はごくわずか。
私もセミリタイアする以前は、フリーランスのエンジニアとして働いていましたが、「自分のペースでのんびり働く」というのはなかったですねぇ。
契約期間中はスケジュールに追われるとか、トラブルが起きたらいつでも対応できる体制でいなければならないとか、自分のペースでは働けなかったです。
フリーランスに対してマイペースで働けるという幻想を抱いてはいけないというのは全くの同意する内容です。
長期休暇は取れるが…
一つもしくは同時並行の複数の契約を終えた時、長期の休暇を取ることができます。
サラリーマンの転職時には空白期間があるとマイナス評価があると言われますが、フリーランスにとっては関係ありません。
しかし長期の休暇を取るのも勇気がいることです。休んだ後に次の仕事がすぐに決まる保証はないからです。
私も、ちょっと休むつもりが長い休暇(実質無職期間)になってしまったことがありました。
フリーランスを「雇われない生き方」などと憧れの存在のように扱う前に、不安定なリスクがあることを忘れてはなりません。
副業なら「のんびりマイペース」でいい
これが収入がなくても生活に困らない副業ならば、マイペースでやれます。
本業やプライベートが忙しい時に減らせるくらいでないと副業ではありませんからね。
今の私は、本業が無職(セミリタイア)で副業としてフリーランス(クラウドワーカー)になっているので、マイペースでやっています。
良く言われるように、先ずは副業でやってみて、それで安定して稼げる見込みがあると確認できてから独立するのがいいでしょう。
安定したと思っても、環境の急変で不安定になるリスクはあるんですけどね…