ショップ店員の声かけが苦手な人たち
洋服ショップで商品を見ていて、「何かお探しですか?」と店員に話しかけられた時、ちょっとうっとうしく感じてしまう人もいるようだ。実際、株式会社fitomによる全国の20~30代の女性500名を対象に実施した「女性の洋服の購入に関する調査」(12月3日に発表)によると、「店頭でショップ店員に声をかけられることに抵抗を感じる」と回答した人は8割以上にのぼっている。
アパレルショップが特に多いと思いますが、「店頭でショップ店員に声をかけられるのは苦手」という人はかなり多いんですね。
お店にとってはそれが売上を伸ばす手法だと思いこんでやっているけど、実はマイナス効果だったのかも。
店頭に来てくれた客には売れるのでプラスに見えても、「ここの店員はうるさいから避けよう」と、そもそも店頭に来る人を減らしていてはマイナスですから。
本当に買う気がある時は客から声をかける
見たいだけの時は声をかけられたくないし、本当に買おうと思ったら客の方から店員に声をかけるだけのこと。
その際に、質問をしたらすぐにわかりやすく答えてくれるのが理想でしょうかね。
逆に、あきらかに特定の商品を売ろうと話しかけてくるのが一番困ります。家電量販店にいる、メーカーから販売応援で入っている店員(営業)がそのパターンです。
実際に実家のエアコンの買い替えのために行った時、全メーカーをフラットに較べたいのに、メーカーからの店員は自社の製品推しでずっと話しかけてきてウザかったです。
こっちの求めるものをもっと聞き取ってくれないかと思いながら対応していました。
新型コロナで声かけが減ったのは不幸中の幸い
「足を使った営業」と同様に、とにかくプッシュするやり方が一番いいという認識なんでしょうねぇ。
新型コロナの影響でそれらが減ったのは不幸中の幸いだと思います。
声かけしない接客を求める人が少なくないのは以前から知られていましたから、もっと早く転換しても良かったと思いますけどね。
店舗側とすれば、通販のショールーム化を恐れているのでしょうけどね。声かけをすればさらに通販に流れる可能性もあり、苦しい選択だろうと思います。
あまり声をかけられたくない人間としては、アフターコロナでも同様の対応でお願いしたいですけどね。