2021年は総選挙の年
2021年(令和3年)10月21日に衆議院議員の任期を迎えるので、遅くとも今年の秋、解散によって早まればすぐにでも衆議院議員総選挙が行われます。
選挙が近づいてくると、立候補を予定している方は現職に限らず講演会や集会への参加を増やしたりするものですが、今年はどうするのやら。
政治資金を集めるためのパーティも開けないで困っているかもしれません。
それでも派閥の議員を集める忘年会は企画していたようですね。結局中止になったみたいですけど。
政見放送やネットを使って政策をうまく訴えた候補者がより勝利に近づく選挙になる可能性はあると思います。
「国会議員性根たたき直し法案」できるかも?
コロナのため、国会議員が選挙区の有権者と接する機会が減ったと思います。
国会議員にとっては大変だと思いますし、地域の問題を聞き取る大きなチャンスですが、悪い意味では利益誘導型政治の原因という側面もあります。
利益誘導型政治を一掃するために、選挙区の有権者との接触を制限してみたら…というネタは、『世直し源さん』(業田良家著)というマンガでありました。(連載当時と当初の単行本は『ヨシイエ童話』で『世直し源さん』はその中の前半の話)
総理になったステテコ姿の謎の中年男・源さんは、「国会議員性根たたき直し法案」を提出し、「国民のためになる独裁政治を行う」と宣言。
この法案は、国会議員は有権者との接触を制限することで、利権や癒着から切り離して国民のためだけに働くことを目指す、次の選挙までの時限立法です。
一部の国民(利権)の声から切り離されて、思い切った政治ができますが、次の選挙で審判がくだされるというもの。
最初は国会議員の9割が反対していたのに、最後にはほとんどの国会議員が賛成に回るに至ります。
コロナ禍の今なら、同じことができそうですね。反対が多くて絶対無理だけど。
コロナが拡大を続けたらどんな選挙になるのやら…
このままコロナが拡大を続ける中で総選挙になったら、どんな形になるのかまだ想像がつきません。
そもそも与党が菅総理のまま選挙を戦うのかすらわかりませんしね。
個人的には、ネットを使ってうまく政策情報を発信できる政治家が増えてくれることを期待しています。