貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

お金が貯まる人・貯まらない人の「買い物の決め手」の違い

「お金が貯まる人」と「お金が貯まらない人」の違い

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参照するデータは、2020年に全国の20歳から64歳までの男女900人を対象として実施したお金と暮らしに関する調査(※1)。この調査結果から、次の定義で「お金が貯まる人」「貯まらない人」を抽出し、両者の違いを比較していきます。

男女900人を対象にした調査結果から、抽出された 「お金が貯まる人」「お金が貯まらない人」の「買い物の決め手」の違いを比較したものです。

お金が貯まる人・貯まらない人ともに「買い物の決め手」の1位は「必要性があること」でした。

2位以下で最も違いが現れたのは「値段が安いこと」だったので、「お金が貯まらない人」は安さに釣られて必要のないものまで買ってしまって無駄遣いしているのではないか、という推測ができます。

必要性があるものを、できるだけ安く買うことは節約に欠かせませんが、「値段が安いこと」だけを決め手に買い物していては節約になりません。

ポイント還元がたくさんあるから」といった理由で必要性がないまで買ってしまうのも同様です。

そもそも収入の差が消費行動に表れてないか?

一方で、本当に欲しい物なら、高くても予算をオーバーしても買うという人が多いのは「お金が貯まる人」の方でした。

もちろんこの場合も必要性があるものに限った話だと思います。必要性がなくても、欲しいからといって買っていたら浪費ですから。

しかしながら、この調査では根本的なところで「収入の差」がお金が貯まるかどうかと消費行動の違いに表れているように見えます。

同じ収入層で調査したものではないみたいですし。

つまり、収入が多いから予算をオーバーした買い物をしても貯金ができるということ。

逆に収入が少ない人はなんとか安いものを見つけて買い物をしているが、それでも貯まらないということが推測されます。

「お金は使うほうが貯まる?」のではなく

記事のタイトルでは「お金は使うほうが貯まる?」とありますが、「収入が多い人は、多少お金を使っても貯まる」と読み替えた方がいいかもしれないわけです。

その逆は「収入が少な過ぎる人は、必死に節約しても少ししか貯まらない」になります。

結局のところ「お金が貯まる人」と「お金が貯まらない人」の差は、収入が一番の要因ではないのかと。

もちろん、収入が多くても必要性がないものを衝動買いしたり、「本当に欲しい」のハードルを下げて欲しいと思ったら吟味せずに買っていたらお金は貯まらないと思います。

一生お金に困らない! 新・お金が貯まるのは、どっち!?