「お金リテラシー」が分かる5つの質問
面白そうなのでやってみましたが、最初の学費の質問は最近の事情がわからないながらも正解できました。
私の大学時代は国公立大学の学費が今の半分くらいだった時代ですし、実際に子育てしてないとわからない問題なのでお金リテラシー問題というよりも教育リテラシー問題に近いですかねぇ。
2番目の学資保険とつみたてNISAの比較の問題も同様で、今の学資保険がどのようなものなのか知らないので不正解。
3番目も結婚していないのでまったくわかりませんでした。まぁ知らなくても困らないお金に関する知識とも言えますかね。
現金からクレカ払いに変えると、どのくらい得?
4番目と5番目は単純な計算なので正解。5番目は9万円でフランスに行けるのかやや悩みましたが、まぁ格安航空券であるだろうと思っていたら、答えはマイル換算でした。
でも、「1ポイント=1マイルで移行」はできないんじゃないのかなぁ?
基本的に「1ポイント=1円」のポイントからマイルへの移行は、「2ポイント=1マイル」の交換比率だと思います。
ANAやJALが出しているクレジットカードでも、通常カードは「ショッピング200円=1マイル」で貯まる設定ですし、年会費がかかるカードならそれは差し引かないと。
仮に「2ポイント=1マイル」で移行したとしても、ANAなら45000マイルでローシーズンのエコノミークラスで欧州往復はできるみたいです。
流石に「条件によってはビジネスクラスもアリ」というのは大げさかな。むしろローシーズンでしか旅行できないという制限付きです。
クレカとその他キャッシュレスのポイント付与ルールの違い
ここで気になったのは、記事中に以下のような注意書きがあったことです。
ただし、ポイントの付与は毎回の利用額に対して行われ、100円未満は斬り捨てになる。月額30万円の支払いがあったとしても、まるまる1%ぶんのポイントがつくわけではない。
「毎回の利用額」と書くと、99円の買い物でクレカを利用してもポイントが一切付かないかのように思えますね。
ここは「毎月の利用額」と書くべきでしょう。(全てのクレカがそうなのか確認してませんが)
ちなみに、クレカ以外のキャッシュレス決済(電子マネーやスマホ決済等)では、「毎回の利用額」なのでポイントが付く決済額単位(100円or200円)以下は毎回切り捨てされます。
しかしクレジットカードでは毎月の合計請求額に対して1%還元なら100円あたり1ポイントつくので、切り捨ては少ないです。
同じ「100円あたり1円相当のポイント還元(1%還元)」であっても、クレジットカードとキャッシュレス決済では意味が違うので要注意です。
「100円あたり1ポイント還元」のキャッシュレス決済は1%還元と感じるかもしれません。
しかし199円の決済で付くのは99円が切り捨てられて、1ポイントが付くので還元率は約0.5%。
ポイント還元で見ればクレジットカードの方が切り捨てが少なくて済みますが、2重取りできる組み合わせもあるので、そこまで考えて使うのがベストになりますね。
ここまで行くと「お金リテラシー」というよりも、パズルゲームの世界だと思いますけど。