貯まる人が選ぶのは「節約」か「投資」か
「節約」か「投資」かは二択ではなく、「節約」して種銭を作って「投資」するのが一番お金が貯まるだろう、としか思えませんけどねー。
それでも収入が多ければ、節約も投資もしなくても、浪費さえしなければ貯まっていきます。
あまりに仕事が忙しくて、遊びに行く暇もないくらいだと気がついたら貯まってたなんてこともあるわけで。
それで身体を壊してたら意味がありませんけどね。
収入が少なければ節約が必要になる
そもそも、収入が少ない人にとって節約は当たり前のことで、節約してもなお投資に回す余裕がない人もいるでしょう。
預貯金をせず全てを投資に回すのはあまりにも危険。一定額の現預金は手元に残しておく必要があります。
つまりこの『お金と暮らしに関する調査』での「貯まる人」と「貯まらない人」の違いは収入が最大要因であって、節約や投資は収入がもたらしている結果の方とも言えます。
それはこの連載の以前の記事で「買い物の決め手」の違いについて書かれていた時に指摘したのと全く同じことです。
貯まらない人は投資を毛嫌いしてる以前に、投資をできる余裕がない、と考える想像力は必要かと。
節約と投資は両立できる
「節約」か「投資」かの二択ではない、という話に戻ります。
節約と投資を一緒にできるものと言えば、個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)を思い浮かべます
正確に言うと、iDeCoの場合は節約ではなく節税ですけれど。
投資は怖い、リスクを取れないという人は、元本確保型商品のみにすれば節税メリットだけ受けられます。
ある程度資金が貯まってきてから投資へと切り替えていってもいいですし。
このように制度がどんどん変化しているので「情報のアップデートが必要」というのは全く同意します。
その情報の中においては、「税制」も大きなウエイトを占めますね。