「何でもコロナのせいにする人」増加
コロナ禍では職場でも家庭内でも「新しい生活様式」を迫られている。以前とは勝手が違う毎日にストレスを感じている人は多いだろう。つい「コロナさえなければ……」とこぼしたくなる気持ちはよくわかるが、なかには「関係ないだろ」とツッコミたくなる言い訳も──。
今、新型コロナのせいにしている人たちは、デフレ不況のせいだとかグローバル化のせいだとか言ってきたのでしょうね。
まぁ実際に厳しい環境にあるのは事実だし、それに対応した策を打たないのに右肩上がりの成長を求める経営者たちがいるからこそ、そういう言い訳が増えるのではないかと。
元々無茶な要求に対して、言い訳ができない状況で苦しんでいた時に、コロナという便利な言い訳が降って湧いたという状況です。
「なんでもコロナのせいにする」を医師が推奨
もちろん、個人の問題までコロナのせいにするのはどうかと思います。
でも新型コロナによって大半の人がストレスを溜めているのもまた事実であって、中には「あきらかに以前とは様子が違ってしまった人」もいます。
そういう人たちを「CIAMS シャムズ」と呼び、「シャムズだから、しょうがないよね」と思うと心が軽くなる、と。
新型コロナによる生活の激変で心と身体の調子が悪いは多いので、ミスの言い訳に使うのも許してあげる方が、自分の心も軽くなるのではないかと。
コロナ禍で見えたもの
その一方で、今まで覆い隠されていたものが、コロナ禍で顕になったというのも事実だと思います。
IT化の遅れもそうだし、FAXなど非効率だとわかっていても続けてしまう・やめられない構造もまたしかり。
過去の遺産を捨てられない・IT化できないことに対して、できない・やめられない言い訳を探して現状維持をしてきたのでしょう。
結局、みんな便利な言い訳を探すものなんですよねぇ。
この際、すべてを「コロナのせい」にして、大転換しちゃえばいいと思いますけどね。