なめた指で図書館の本めくる高齢者「ペロリスト」
この図書館で電子書籍を貸し出すサービスに関する講習会に参加した人の感想も紹介されました。その中の一人が、「(紙の本は)いろんな方が触ったり、めくるたびに指をなめたりとか思うと、あまり自分では気持ちはよくない」と話していました。
コロナ禍で衛生観念がより厳格になった人にとって、ついつい癖で指を舐める「ペロリスト」は気になる存在でしょうねぇ。
高齢化社会で無料で利用できる公共の図書館には高齢者の姿が目立つようなり、トラブルが増えたとの話もありました。
ただでさえ疎まれる存在だったところに、「ペロリスト」の存在でさらに悪化するのはまずい。
かといって、癖になっている人はすぐには辞められないから難しい問題です。
「ペロリスト」に通達を出す会社も
一番抵抗あるのは、目の前でペロリと舐めたものを手渡される行為だと思います。
最も気になるのは紙幣のやりとりで、スーパーのレジ担当者が一番感じているかもしれませんね。
社内でのペロリ行為を禁止する、と管理職宛に通達を出した会社もあるとか。
新型コロナの対策として、ペロリ行為禁止を訴えやすい環境ができているので、もっと広まればいいですね。
50代になると他人事ではない
とは言え、私もこの年になって指の水分・脂が減ってると感じることが多くなりました。「ペロリスト」予備軍です。
買い物はほぼキャッシュレス化しているので紙幣を数えて渡す機会はまずないのですが、スーパーのサッカー台に置いてある薄いビニール袋をめくるときによくイライラさせられます。
そんな時にペロリと舐めたくなりますが、万が一指先に新型コロナウイルスが付着していたら感染に至るパターンなのでそこはぐっと我慢しています。
コロナ対策で、指を濡らすための水を含ませたスポンジを置かなくなったため、本当に困ってるんですけどね。
本を読む時や事務仕事をする時は滑り止めグッズを活用すればいいと思いますが、普段の買い物時にまで持ち歩くわけにもいかず。
さらに年をとっても「ペロリスト」には絶対にならないと誓って、これからもカサカサの指で必死にビニール袋をめくるとします。