現代人が抱える「監視の目から逃れたい」という本音
周りの目が気になるのは都会か、それとも田舎か。
それはどこに住むかや周りの人間関係によって大きく変わりますし、人によって感じ方は全く変わるでしょう。
しかし「田舎暮らしが流行る理由は、監視の目から逃れたいと考えるからだ」と言われると違和感があります。
それは田舎の方が狭いコミュニティゆえの監視社会になっているところが多いと思うからです。
都会の自宅と往復する別荘暮らしなら
記事をよく読んでいくと、どうやら「田舎暮らし」と言うよりは「都会にある自宅との間を往復をしながら、別荘地にある山荘でたまに暮らす」というものでした。
高いプロパンガスとの契約はせず、携帯のガスコンロを使い、風呂も温泉に入りに行くというもの。
それなら監視の目から逃れて、ゆっくり過ごせるでしょう。たまにキャンプに言くようなものですね。
新型コロナの影響で買い手が付かずに困っていたリゾート物件に注目が集まっているのと同じかと。
ヒロシは田舎暮らしを画策するも断念
ヒロシは、人を避けようと田舎暮らしを画策したものの、逆に人付き合いが面倒で断念した一人です。
都会に疲れてソロキャンプをしているヒロシも、田舎暮らしには合わなかったと。
「一番さみしいのは、大人数のなかで感じる孤独」と語るほど一人でいることが当たり前のヒロシですが、移住となると話は別だったようで。
誰とも関わらない一人の時間を持つことは大切だと思いますが、都会で引きこもっていたほうが人付き合いがなくて楽な場合もあります。
田舎暮らしは都会の生活に合わない人に向いている、でいいと思いますけどね。