貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「しておきたかったことをしておく」も終活のうち

シニア世代に聞いた「終活に関する意識調査」

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■「終活」と認識されているのは、モノ・財産・情報の生前整理のほか、「遺言書・遺産分与の作成」「エンディングノートの記入」など。「しておきたかったことをしておく」を「終活」と見なす割合は18.0%で、前回調査比で17.4ポイント増加。

終活」と聞いて思い浮かべるのは、「遺書・遺言書の作成」「生前整理」「葬式やお墓の準備」だと思います。

遺書・遺言書の作成」は、遺産がほとんどなかったり、相続する人が1人だけで必要ないと考えている人が多いかもしれません。

生前整理」も、元々あまりモノを持ってない人なら、特に何かをしなければいけないと考えないかも。

終活と認識されているもののトップは「金融口座・金融商品の整理」ですが、遺族としてはこれを一番わかりやすくしておいてもらいたいものでしょうね。

「しておきたかったことをしておく」が大幅増

今回の調査結果で特筆すべき点は、「しておきたかったことをしておく」が18.0%で、2018年調査の0.6%から一気に17.4ポイント増になっている点です。

これは明らかに新型コロナの影響が出たのでしょうね。

新型コロナによって「いつ罹患して死ぬかわからない」のもありますし、生活が一変して旅行や会食など「やりたいことができなくなった」と感じているでしょうから。

60代前半なら「これから老後で時間があるから、やりたいことをじっくりやろう」と思っていたところだったでしょうし。

楽しみを後に取っておく」のもリスクがあると認識されたのだと思います。

「しておきたかったことをしておく」が少なかったことが驚き

しておきたかったことをしておく」が増えたことよりも、前回まで少なかった方が驚きです。

シニアにとっては時間的にも金銭的にも、「やりたいことなんていつでもできる」感覚が強かったんですかねぇ…

人生100年時代」などと長生きリスクばかりが強調されて、「明日死ぬかも」という早死リスクが薄まったせいかもしれません。

やりたいことはとにかくやってしまうと、老後のお金がなくなって困るので、要はバランスなんですけどね。

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